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2022年秋の「Coke ON」アプリ事情~月額サブスク値上げも、ご当地スタンプ活性化?

 個人的に推しているアプリ「Coke ON」。今思えば、きっかけはコロナ禍前の2019年4月、お花見スポットに行った人しか貰えない限定スタンプキャンペーンでした。それからもう3年半が経過。いやぁ、月日が流れるの早い……。

 本連載では「Coke ON Pass」開始のタイミングでも一度触れましたが、また時間が経ってサービスの細部が変わってきています。ここで再び、最近の動向について振り返っておこうと思います。

相変わらず「Coke ON」、ガンガン使ってますよ!

月額サブスク「Coke ON Pass」は1日1本の制限が緩和、12月から値上げ

 Coke ONアプリは、コカ・コーラの公式アプリという位置付けですが、その中核となっているのが自販機との連携です。アプリを立ち上げ、Bluetooth接続した状態でドリンクを購入するとスタンプが1個貰えます。これが15個貯まるとドリンク1本と引き換えられます。スタンプ2倍キャンペーンが適宜実施されていて、かなり貯めやすいのがポイント。また、クレジットカードやQRコード決済との連携でキャッシュレス払いになる「Coke ON Pay」も広がっています。

 「Coke ON Pass」は、このアプリの仕組みを利用。アプリから月額サブスクに登録すると、毎月最大31本分のドリンクと引き換えることができます。仕事前に必ずコーヒーを買うような方にとっては大変お得なサービスです。

大変おトクな「Coke ON Pass」ですが、12月1日からは値上げ

 この料金ですが、当初は月額2700円でしたが、12月1日からは同3300円になることが発表されました。コカ・コーラの小サイズ製品の値上げが10月に実施されていますので、やむなしといったところでしょうか。

 ただ値上げの実施とは前後してしまいますが、Coke ON Pass自体、無理なく無駄なく利用できるようなサービス改編が行われました。以前は1日1本の引換を忘れてしまうと、その権利がすぐ消失してしまっていたのですが、この夏からは「1日2本まで」に改善。極端な話、3日間引換を忘れてもリカバーできます。これには本当に大助かり。一度Coke ON Passを解約してしまった方でも再考に値する仕様変更と思います。

 また、プランも増えました。最大で月31本のプラン「おトクプランMAX」の他、1カ月に20本(1日1本)までの「おトクプラン20」が試験的に展開されています。こちらの価格は月額1980円(12月1日から2320円)。ドリンクのサブスクがどんな感じか、まず体験してみたい方は「おトクプラン20」のほうがイイかも?

プランも増えました

地域限定スタンプ企画が少しずつ復活か?!

 ドリンク購入時に貰えるスタンプの多彩さもまた、Coke ONの魅力なのですが、実は「地域限定」型の企画が結構あります。ある都道府県の自販機で買うとか、特定地域で一定の歩数をアプリ内でカウントするなどの条件で、限定スタンプが貰えるという流れです。

スタンプのデザインは色々

 ただ、恐らくはコロナ禍における外出自粛要請の影響もあったのでしょう。ここ1~2年は、そうした企画が少なかった印象でした。しかし! この8月には映画「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」の公開記念スタンプ配布が大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン近郊で実施(現在は終了)。そして2022年10月~12月には北陸・長野エリアの4県で順次、記念スタンプのキャンペーンが実施されるそうです。全国旅行支援が実施されるタイミングでもありますし、現地に行きたいなぁ……。

 という訳で、ここ数カ月で立て続けに地域限定キャンペーンが開催。これは潮目が変わってきたということなのかもしれません。“ご当地スタンプ”は、交通費などの絡みもあるので、ゲーム的なコンプリートを目指すのは正直難しいです。入れ込みすぎず、「旅のついでに」ぐらいの感覚で楽しむのが良さそう。なお、地域限定型企画の情報は、Coke ONの公式サイトではあまり公開されていません。アプリを実際に立ち上げてみて、実施の有無を確認してください。

北陸/長野エリア限定のスタンプキャンペーンが実施。ほ、欲しい!

 こんな感じでCoke ONは色々な企画が用意されていて、色々と楽しめます。なお、Coke ON Passはあくまで付加的な有償サービスであって、スタンプ集めは無料です(ドリンクの購入代はかかります)。スタンプを15個貯めるための期限も365日間とかなり余裕があるので、気張らずにまずは使ってみてください!