みんなのケータイ
ahamoについに乗り換え……ようとしたら、割引特典が付与されたお話
2021年6月16日 06:00
昨年から活発化した「携帯料金競争」により、「データ容量月20GBを中心とした中容量プラン」の値下げが注目されがちですが、以前から安価に設定されていたMVNOの5~10GBの低中容量プランも値下げ合戦が繰り広げられています。
東京に住んで日が浅い筆者ですが、昨年からのコロナ禍のなか外出機会減少により、モバイル回線のデータ容量もそこまで高くなく自宅や公衆Wi-Fiなどをうまく活用し、月5GB前後に抑えられている月がほとんどです。
しかしながら、外出先から取材データなどを送信する際に公衆Wi-Fiを使用するのは心許なく(ちゃんとしたWi-Fiがあれば活用できますが……)モバイル回線で転送しますが、画像データなどはさすがに「ギガ消費」が激しく(もう死語?)月初めなど心配になる場合も出てきました。
3月から「乗り換えよっかな? 20GBプランにしよっかな?」などとのんびり考えておりましたが、以前武田総務大臣の「この機会にユーザー自身で料金プランを見直して」という発言を執筆していたことを思い出し「読者には言うくせに、自分は見直さないんかい」という読者の皆様からの声が聞こえてくる前に、プランの見直しに着手することにしました。
海外でも使えるahamoは魅力的
新型コロナによるパンデミックが始まる前まで、年に3回以上海外に赴いていた筆者として、3キャリアの「オンライン専用プラン」でひときわ輝いていたのがNTTドコモのahamoです。
海外82の国と地域での海外ローミングが、国内と同じデータ容量で利用できるので、海外の空港でまずはじめにする「SIMカードを購入する」作業がなくなるのは地味に嬉しいポイント。
大体の国の空港でSIMカードを買おうと思うと、入国審査を経て荷物を受け取った後のロビーで購入できることがほとんどですが、それまでの待ち時間が長いので、この時間に交通情報などの情報をゲットしておきたいところ。ahamoなら、高額なオプション料金不要ですぐに行動開始できそうなため、ahamoにしようかと検討しはじめました。
また、気になるお値段も現在加入しているBIGLOBEモバイルの6GBプランに+600円くらいするだけで20GB使えるのも魅力的です。
BIGLOBEモバイルは2月に新料金プランを導入していますが、筆者は以前の旧プランの契約なので、諸々含めて月額2365円。対するahamoは2970円なので、差額は605円。5分までの無料通話も含まれていることを考えると、差額はさらに小さくなります。
会社 | BIGLOBEモバイル | ドコモ |
---|---|---|
プラン | 音声通話SIM 6GB | ahamo |
データ容量 | 6GB(繰越あり) | 20GB |
料金内訳 | 「ベーシック」コース 月額基本料金200円 月額利用料(6ギガ)1250円 音声通話オプション月額利用料700円 消費税215円 | 月額料金2700円 消費税270円 |
料金合計 | 2365円 | 2970円 |
月にビールを少し我慢するだけでデータ容量の心配をしなくて済むのはありがたいお話。こうしてahamo乗り換えを決意した……はずでした。
MNP予約番号発行直後に届いた一通のメール
以前に乗り換えた際は、昼間しかつながらない電話番号に電話をかけて長々と本人確認などをしてやっとMNP予約番号が発行された記憶がありますが、BIGLOBEモバイルではすべてWebで発行まで行えました。
注意事項をしっかり確認し、発行申込みをすると、翌営業日までに発行された番号がメールで届きます。
メールボックスを確認すると、MNP予約番号のメールと前後する形で「特典付きアンケートのお知らせ」というメールが。開いてみると「アンケートへの回答で半年間550円割引」という特典が付与されるそうです。
筆者は心が揺れました。
550円割引を受けられるなら、差額が1000円程度に広がります。現状でも(多少の心配はあれど)問題なく使えている状況。ahamoの魅力的な海外ローミングも、昨今のコロナ禍でいつ行けるかわからない……。
筆者の腰は重かった
結局出した結論は「半年間考えよう!」。結局乗り換えはせず、割引を受けつつ料金プランは「継続審議」という格好になりました。
偶然かもしれませんが、アンケートメールによって結果的には「通信費用の削減」が達成されたので、やはり料金プランの見直しは大切なことだと実感した筆者でした。
ahamoオンラインストア |
---|
最新機種の情報をチェック |