みんなのケータイ
非接触キャッシュレス決済がどんどん浸透、iPhoneだけで生活できそう
【iPhone SE(第2世代)】
2020年9月15日 06:00
キャッシュレス還元事業で街ナカにクレジットカードやコード決済が使えるお店が大変増えてきまして、筆者としては大変うれしく思っています。
旅行好きの筆者としては、最初はもっぱら航空会社のマイルを貯めるためにクレジットカードを多用しておりましたが、使えるお店が増えるにつれてどんどん現金を使わなくなりました。
交通機関はApple PayとPASMO
関東近郊のほとんどの交通機関で交通系ICカードが使える。鉄道や路線バスに限らず、空港までのリムジンバスも利用できます。
飛行機の搭乗券もiPhoneのWallet(旧Passbook)で一括管理できます。ANAや日本航空以外にもブリティッシュ・エアウェイズやサウスウエスト航空など世界の航空会社がそこそこ採用しているので利用しやすいです。
東海道・山陽新幹線もスマートEXで乗れるようになりました。これまで専用のICカードを発行する必要がありましたが、これからはApple PayのSuicaだけで乗れます。
唯一PASMOのみ定期券の兼ね合いでリアルカードを保有しております。ただし、これも2020年中に登場予定のApple Pay版「モバイルPASMO」の登場で、iPhoneに吸収される日も近そうです。
コンビニやチェーン店ではApplePayかNFC決済
自社発行のカード(プロパーカード)しか使えなかったのも今は昔。ほとんどのコンビニでクレジットカードを1円~使えるようになりました。
最近は非接触決済に対応するコンビニも多く、種類もどんどん充実しています。
筆者がよく利用するのは、やはりここでもApple Pay。対応するクレジットカードであれば、登録するだけでiDやQUICPay、カードのブランドのApple Payで支払えます。
また、日本でもようやくNFC決済が浸透してきました。リアルカードでもタッチ決済ができるようになり、ますます支払いが簡単かつ短時間で終えられます。日本でApple Payによるタッチ決済の対応が遅れていたのも、NFC決済の普及の遅さにありましたが、決済端末の外付化でようやく諸外国並みに普及しそうです。
ランチはコード決済で
外出時のランチはコード決済をすることが多いです。個人経営の飲食店でもキャッシュレス還元事業のおかげでコード決済が浸透してきました。
初期費用が低いのがコード決済の魅力ですが、当時は種類が乱立していたのと、利用者や店側双方が不慣れなために決済に手間取っている場面が多かったと記憶しています。
今はけっこうすんなり支払う方が多くなり、忙しいランチ時でも気を使うことは少なくなりました。
郵便局もキャッシュレス対応に
どんなにキャッシュレス化が進んでも、「※切手、郵送代などは除く」と小さい注意書きがついていた切手代も今はキャッシュレス決済で購入できます。
昨年度から日本郵便は全国の主要な郵便局でクレジットカードやコード決済などキャッシュレス決済を導入しています。84円とか53円とか知らない間に端数だらけになった切手ですが、キャッシュレスで財布の小銭を減らせそうです。
税金もキャッシュレス
先日のみんなのケータイでも触れましたが、税金もコード決済アプリから支払えるものが増えてきました。
もう、納付期限当日にお風呂のあとの濡れた髪のまま、深夜のコンビニに駆け込まなくても良くなりました。
9月からマイナポイントが始まりました。個人的には独自上乗せ額以上に普段よく使う決済方法を選択するのが大事だと思います。
筆者も今一度ライフスタイルを振り返り、一番使いそうな決済方法を決めて登録したいと思います。
なお、余談ですが四国など一部の地域では、交通系ICで鉄道には乗れないけど買い物はできる、逆転現象が発生しています。そう考えればなんだかんだApple PayのSuica1枚あれば大体の決済ができてしまいそうです。