みんなのケータイ
スマホ決済で税金納付のススメ
【iPhone SE(第2世代)】
2020年8月14日 06:00
加速する「スマホ決済」
スマートフォンで街ナカの多くの支払いができる世の中。つい最近では、iPhoneでPASMOが年内に使えるようになると発表がありました。関東私鉄ユーザーの筆者は、また一つ実カードを減らすことができそうです。
そんな「キャッシュレス社会」(もはや「スマホオンリー社会」ですが……)で、長らくキャッシュレスに対応していなかったものが着々とキャッシュレス化の波に飲まれていく支払いがあります。税金です。
弊誌でも時々ニュースで皆様にお伝えしていますが、PayPayやLINE Payなどのスマホ決済アプリに「請求書払い」という機能が導入されています。「請求書払い」という名前の通り、通販や公共料金の払込票のバーコードを読み取らせることで支払う仕組みになっています。この請求書払いですが、税金の支払いにも対応しています。
各都道府県や市町村に収める自動車税や住民税など、自治体や税金の種類によって対応状況はまちまちですが、対応するものであれば、家を出たり面倒な手続きなく簡単に支払えます。このほかにも、これまでクレジットカードを利用した支払いでは手数料がかかりますが、スマホ決済だと無料または安価な手数料で利用できたり、支払いでポイントがつくのも魅力です。
特に、クレジットカードを紐付けて支払い時にカードから自動でチャージする機能を利用すれば、給料日前で手持ちの現金が少ないときでも期限内に支払えます。ほかにも、カードのほかの決済と同じ日に引き落とされるので、銀行口座の残高管理がしやすくなるなどのメリットがあります。
LINE Payで税金を納める
身体が溶けそうなくらいの猛暑が続く今夏。筆者の手元にある納付期限8月末の市民税をLINE Payで納付してみます。
LINE Payでは、残高のチャージは現金や銀行口座のほか、LINE Pay カードを設定しておくと、事前のチャージなしで決済ができる「チャージ&ペイ」の機能があります。LINE Pay カードでは、現在常時3%のポイント還元キャンペーンが実施されていますが、「チャージ&ペイ」の場合は、コード決済時同様マイランクに応じたポイント還元率になります。税金の支払い時でもポイントが獲得できるため、支払期限の範囲内でマイランクが高いランクの月に支払うとより多くのポイントを獲得できるでしょう。
LINEアプリの「ウォレット」タブから、LINE Pay機能にアクセスできます。「請求書支払い」をタップすると、注意事項が表示されます。確認してすすめると、バーコード読み取り画面に移るので、払込票にあるバーコードを読み込まます。金額を確認して支払うをタップすれば支払いが完了します。
支払いの確認は、LINE ウォレットのアカウントから支払いが完了した旨のメッセージが届くほか、LINE Payの支払い履歴から確認できます。
案外知られていない税金をスマホで支払う方法。出不精の筆者は徒歩2分のコンビニにいくのさえも億劫になってしまいますが、今年の夏は熱中症や新型コロナなど、外出を控える生活が続いている方が多いと思います。まとまった金額になることが多い各種税金ですが、便利でオトクな税金の支払い方法、ぜひお試しください。