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「マイナポイント」スタート! 5000円+各社独自上乗せまとめ
今からでも間に合うキャンペーン情報も
2020年9月1日 06:00
総務省が実施する「マイナポイント事業」が開始された。
マイナンバーカードとキャッシュレス決済サービスを紐付けることで、国から決済額の25%相当のポイントが還元される事業だ。登録自体は7月から開始されており、各社では事前の登録キャンペーンが実施されていたが、9月以降も登録キャンペーンや独自の上乗せキャンペーンを実施している事業者が多い。
今回は、マイナポイント事業の概要と、スマートフォン決済を中心とした各決済事業者の還元対象とキャンペーン情報をまとめる。
マイナポイント事業とは
マイナポイント事業は、「消費の活性化」、「マイナンバーカードの普及促進」、「官民キャッシュレス決済基盤の構築」を目的に総務省が実施している事業。6月末まで実施していたキャッシュレス還元事業とは異なり、「マイナンバーカードの普及促進」が目的となり、マイナンバーカードを保有しているユーザーが対象になる。
実施期間は2021年3月31日まで。マイナポイント事業では、決済金額の25%が決済事業者のポイントとして還元される。還元上限は、1つのマイナンバーカードにつき期間中5000円相当分。
紐付けられる決済事業者は1事業者のみに限られる。登録事業者以外での利用分はカウントされず、登録した事業者での利用金額のみ還元対象となる。また、登録後は事業者を変更できないため、登録はくれぐれも慎重にしたい。
登録はスマホやパソコン、マルチコピー機などでも
登録は、スマートフォンの決済アプリやマイナポイントアプリのほかパソコン、コンビニのマルチコピー機、ATM、マイナポイント手続きスポットから登録できる。
ただし、決済事業者によってマルチコピー機など一部対応していないことがある。
なお本誌では、スマートフォンアプリでのマイナポイントの申込手順をご案内しているので、ぜひチェックしてほしい。
15歳未満の子供も対象
15歳未満の未成年者のユーザーもマイナンバーカードを保有していれば還元を受けられる。その場合、親など法定代理人による手続きを行える。
紐付ける決済サービスは法定代理人名義のサービスを登録する。ただし、1つの決済サービスには1つのマイナンバーカードしか紐付けることができないため、代理人本人のマイナンバーカードとは別の決済サービスを登録する必要がある。
決済事業者別還元対象とキャンペーン
マイナポイント対象の決済事業者は、マイナポイントとは別に事業者独自の還元キャンペーンを実施している事業者がある。
d払いで最大2500円分・dカードで500円分上乗せ
d払いとdカードでそれぞれマイナポイントへ登録できるが、それぞれ独自の上乗せキャンペーンを実施する。
マイナポイントに9月30日までに登録すると、d払い登録なら1500円分、dカード登録なら500円分のdポイントが付与される。
さらにマイナポイントにd払いを登録した上で、チャージもしくは決済すると、利用額の5%をdポイントで還元する。上限は1000円分まで。登録時と合わせて最大2500円相当が独自に還元される。期間はマイナポイントと同じ2021年3月31日まで。
進呈されるのはどちらも期間・用途限定ポイント。
マイナポイントの還元は「dカードで決済時」「d払いで決済時」「d払い残高へのチャージ時」の付与方法を選択できる。
マイナポイント還元対象 | dカードで決済時 |
d払いで決済時 | |
d払い残高へのチャージ時 | |
登録時の独自キャンペーン | 9月末までの登録でd払いなら1500円分、 dカードなら500円分を進呈 |
決済時の独自キャンペーン | d払いのみ、決済額の5%相当を還元(上限1000円分) |
au PAY・au PAYカードは決済時最大1000円還元
au PAYとau PAYカードは、残高へのチャージ時またはau PAY カードでの決済時にマイナポイント分に加えて20%分のポイントを独自に還元する。期間最大1000円相当分まで、還元ポイントは前月16日~当月15日までの決済について翌月初旬に付与される。
マイナポイント還元対象 | au PAY残高へのチャージ時 |
au PAYカードで決済時 | |
登録時の独自キャンペーン | ― |
決済時の独自キャンペーン | 残高へのチャージ時またはカードで決済時に20%還元 (上限1000円分) |
メルペイは、3つのキャンペーンを開催
メルペイでは、メルカリでの決済時マイナポイントに加えて5%分のポイントを独自に還元する。
また、9月末までの登録で、抽選で最大1000万円分が当たる「最大1,000万円相当が当たる!マイナポイント申し込みで、総額1億ポイント山分けキャンペーン」も実施される。
1等は1000万円分(当選者数:1人)、2等は100万円分(当選者数:10人)、3等は5万円分(当選者数:150人)、4等は5000円分(当選者数:1500人)、5等は500円分(当選者数:13万人)。
マイナポイント還元対象 | コード決済/iDによる決済時 |
登録時の独自キャンペーン | 9月30日までの登録で最大1000万円分が抽選で当たる |
決済時の独自キャンペーン | メルカリで決済額の5%を独自還元(期間上限1000円相当) |
LINE Payは最大5000円分を独自割引
LINE Payでは、9月9日~11月25日の登録で実店舗の対象店で使用できる10%割引クーポンを2枚付与する。
付与されるクーポンは、実店舗の「特典クーポン」参加店で使える10%割引となる「スペシャル特典クーポン」。1枚あたりの割引上限は2500円分(決済額2万5000円相当)。クーポン2枚を上限いっぱいまで使用すると、最大5000円分の割引をうけられる。クーポンは、LINEのメンバーシッププログラム「LINEポイントクラブ」の「マイランク」に応じて付与する「特典クーポン」に上乗せして付与する。
マイナポイント還元対象 | コード支払い、LINE Pay カード(JCBプリペイド)、QUICPay+、オンライン支払いの決済をLINE Pay残高またはチャージ&ペイ(Visa LINE Payクレジットカード登録)で行った時 (※請求書払いは対象外) |
登録時の独自キャンペーン | 9月9日~11月25日の登録で10%割引クーポンを2枚付与 (割引上限は1枚あたり2500円分) |
決済時の独自キャンペーン | ― |
FamiPayは登録で500円相当を進呈
FamiPayは、9月30日までの登録ユーザー先着10万名に500円相当のFamiPayボーナスが進呈される。FamiPayのマイナポイントはチャージ時に還元を受けられる。
マイナポイント還元対象 | FamiPay残高へのチャージ時 |
登録時の独自キャンペーン | 9月30日までの登録で先着10万名に500円相当を進呈 |
決済時の独自キャンペーン | ― |
Suicaは登録で1000円相当を進呈
交通系ICカードのSuicaは、登録時1000円相当のJRE POINTを進呈する。登録は2021年3月31日まで対象となる。還元対象はSuicaにチャージする時で、ポイントはチャージした月の翌月以降に還元される。
マイナポイント還元対象 | Suica残高へのチャージ時 |
登録時の独自キャンペーン | 2021年3月31日までの登録で1000円相当を進呈 |
決済時の独自キャンペーン | ― |
WAONはチャージ時10%を追加で還元、最大2000円相当
WAONは残高チャージ時にマイナポイントに加えて10%分を追加で還元する。期間上限2000円相当、還元されるWAON特典は10月以降順次WAONステーションなど別途受け取りが必要。
マイナポイント還元対象 | WAON残高へのチャージ時 |
登録時の独自キャンペーン | ― |
決済時の独自キャンペーン | チャージ時10%を追加で還元(期間上限2000円相当) |
ゆうちょPayは、登録で1500円相当を付与
ゆうちょ銀行が提供する「ゆうちょPay」では、9月1日から新しいポイントサービス「ゆうちょPayポイント」を開始。マイナポイントでも活用される。
また、マイナポイントへ「ゆうちょPay」を登録したユーザーに、「ゆうちょPayポイント」1500円分を進呈する。
マイナポイント還元対象 | ゆうちょPay・mijica・JP BANK カードでの決済時 |
登録時の独自キャンペーン | 「ゆうちょPay」を登録したユーザーに、1500円分ポイントを進呈 |
決済時の独自キャンペーン | ― |