AQUOS sense3 plusをAndroid 10にアップデートにした

　筆者の手元にあるSIMフリー版の「AQUOS sense3 plus」にもAndroid 10のアップデートが届いたのでアップデートした。

　アップデート後はとくにAndroid 9の頃から目立って変化はないように思えた。シャープのWebサイトを見てみると、Android10で追加される機能の多くはAQUOS sense3ではすでに対応している物が多いようだ（スクロールオート、Googleアプリの挙動、IMEなど）。とはいえ、Android 10から備えられるダークモードはしっかり使えるようになっている。しかし、筆者的にありがたいのはやはりナビゲーションボタンだ。

左＝Android 9 右＝Android 10にアップデート、3ボタン式にしたところ

　Android 9標準の2ボタン式はまったくもって違和感しかなかった。なので、Android 10を心待ちにしていたのである。通常の3ボタン式の操作が使えるからだ。世間的な主流はやはりジェスチャー操作のようだが、指の移動が増えて疲れる上にひんぱんに攣る。

　いや、攣るのは日頃の不摂生かもしれないが、アプリの操作とジェスチャー操作が干渉したことも何度かあり、あまり使い勝手が良いとは思えなかった。筆者のようにボタン式が良いというユーザーも、中にはいるのではないだろうか。

　アップデートしたAQUSO sense3 plusで遊んでいて気づいたがAQUOSシリーズの場合、純正のホームアプリを利用中でなければジェスチャー操作が選択できない。これは「AQUOS R3」でも同様だった。サードパーティ製のホームアプリだと不具合を起こすことがあるのでこれはこれで親切設計かもしれない。

AQUOS R3とはボタンデザインが結構違う

　ボタンの話に終止してしまったが、しばらく使ってみたところ、特に困ったことなどはないし、Android 9の頃よりも快適に操作できるようになったので、実に満足しているのが実感だ。