みんなのケータイ
毎朝使っちゃう「スタバ」アプリのモバイルオーダー
2020年8月17日 06:00
近頃、モーニング・ルーティンって言葉をたまに聞きます。
まぁ、朝の習慣ってことのようですが、人それぞれ、起きてから仕事を始めるまで、それなりに毎日、決まった動きをしていることでしょう。
自分のモーニング・ルーティンといえば、朝7時ごろ、3歳半の子供に起こされ、子供の朝ごはんを作り、子供に着替えさせ、子供に歯を磨かせ、子供を自転車に乗せ、子供を保育園に送り届けることから始まります(奥さんがお迎え担当)。毎朝、言うことを聞いてくれず、本当に手を焼いています。
うちの子供の保育園は、スマホアプリで登園を管理しており、画面にスタンプ(画面に幾つかの点をタッチする方式)を押すことで出席登録されます。
スタンプを押し、保育園アプリを終了させ「はぁ、ひと仕事終えた」と、その次に起動するアプリが「スターバックスアプリ」です。
スターバックスでは「モバイルオーダー&ペイ」を導入しています。スマホでオーダーをし、その場で決済をしておくと、数分後には最寄りの店舗で商品が出来上がっており、レジに並ばずとも飲みたい商品を手に持って帰れるという仕組みです。昨年の消費増税の影響もあり、「テイクアウトなら軽減税率で安い」ということで最近ではマクドナルドなどでもモバイルオーダーが増えてきました。
保育園の前からスターバックスアプリで、モバイルオーダー&ペイで「アイススターバックスラテ・トールサイズ」を注文しておき、徒歩2分のスターバックスまで歩いていくと、ちょうど、いい感じに、自分のアイススターバックスラテ・トールサイズが出来上がっており、待たずに持ち帰れるのです。
レジに何人並んでいようが、カウンターで何人並んでいようがお構いなし。行列の横をスタスタと小走りで通り過ぎ、出来立てのアイススターバックスラテ・トールサイズを持ち帰れるのです。
スターバックスアプリのモバイルオーダー&ペイでは「履歴」という項目もあるので、毎日、同じものを頼み続けるというのも可能。
またアプリ上で、あれこれとカスタマイズを変更することもできるので、じっくりとカスタマイズを考えてからオーダーするというのも便利です。
最近、ハマっている「ジューシーピーチフラペチーノ」も「ホイップはいらないんだけど」と思っていたら、なんと「ホイップを乗せない」というカスタマイズができることも発見。カスタマイズは「乗せて増やす」だけではないことを知りました。
店頭だと「カスタマイズをあれこれ考えるのが面倒だし、ちょっと恥ずかしい」という気になるのですが、スマホアプリならいくらでも迷えます。
さまざまな企業がモバイルオーダーアプリを導入していますが、アプリだとオーダー数やカスタマイズが増え「店頭よりも購入単価が上がる」というメリットがあるようで、消費者としては、まんまとその策略にハマっているのかもしれません。