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ビジネスもプライベートも楽しくスマートに! フットワークが軽いアクティブ層には「AQUOS R11」がオススメ

 シャープ製の最新ハイエンドスマートフォン「AQUOS R11」が7月9日に発売となった。世界的なカメラメーカー、ライカが監修したトリプルカメラを搭載するハイエンドモデルで、AIを用いた便利な新機能も多数追加されている。「ハイエンド」と聞くと、使いこなしにスキルが求められるように思うかもしれないが、スマートフォンAQUOSは、ユーザーに寄り添い、徹底して “使いやすさ” を重視して設計されていることにも定評がある。発売に先駆けてじっくりと使い込み、その実力を確かめてみた。

ワンタッチで画角が決まる「スマートフィットズーム」

 まず、最大の特徴であるライカ監修のカメラから試してみた。アウトカメラは、標準(約5030万画素/F値1.9/23mm相当)+広角(約5030万画素/F値2.2/13mm相当)+望遠(約3850万画素/F値2.4/68mm相当)の3眼。前モデルのAQUOS R10は標準+広角の2眼だったが、AQUOS R11には光学2.9倍で撮影できる望遠カメラが追加され、撮影シーンが劇的に広がった。なお、標準カメラと望遠カメラは光学式手ブレ補正にも対応。被写体の色を忠実に再現する14chスペクトルセンサーも引き続き搭載されており、ライカらしいナチュラルで美しい表現を楽しむことができる。

ライカ監修のトリプルカメラを搭載
広角(0.6倍)で撮影
標準(1倍)で撮影
標準(2倍)で撮影
望遠(2.9倍)で撮影

 AIを用いた撮影機能が追加されたことも今回の大きなトピックだ。新たに搭載された「スマートフィットズーム」は、AIが被写体を認識し、理想的なズーム倍率を自動で調整する。ユーザーはワンタップでその倍率に切り替え、バランスのよい構図で撮影できる仕組みだ。

「スマートフィットズーム」が使える場合は、虫眼鏡のアイコンが水色に表示される
虫眼鏡のアイコンをタップすると、AIが推奨する倍率にズームインする

 アウトカメラは、0.6倍(広角)、1倍(標準)、2倍(標準/インセンサーズーム)、2.9倍(望遠)はワンタップで切り替えられる。それ以外の倍率にするには、画面をピンチイン・アウトしたり、ズーム倍率のスケールをなぞったりする手間が生じる。その間にシャッターチャンスを逃すこともあり得る。そんなときに役立つのが「スマートフィットズーム」。倍率欄の右に表示される虫眼鏡のアイコンをタップするだけで、理想的な構図へとズームイン。特に、元気に動き回る子どもや、じっとしていてはくれないペットを撮る際に重宝しそうだ。

 次に気に入ったのが「まばたき軽減」。人物写真を撮る際に、AIがまばたきや目つぶりを検知し、目が開いている状態の写真を合成してくれる機能だ。複数人でグループ写真を撮ると、誰かが目をつぶっている写真になりがちだ。されど、AQUOS R11ならワンシャッターでベストショットが撮れるわけだ。なお、「まばたき軽減」はインカメラ(約5030万画素/F値2.2/23mm相当)でも利用できる。

「まばたき軽減」は、プレビュー画面の右下のアイコンをタップすると表示されるメニューでオンにできる
左が「まばたき軽減」オフ、右が「まばたき軽減」オンで撮影した写真。「まばたき軽減」をオンにすると、撮影後の画像処理に若干時間を要する

騒がしい場所でも安心! 自分の声だけを届ける「Vocalist」が超便利

 実際にAQUOS R11を使ってみて、大いに役立ったのが「Vocalist」。通話時に周囲の雑音を軽減し、自分の声だけを相手に聞こえやすくする機能だ。利用には事前に自分の声を40秒ほど録音する必要があるが、一度設定してしまえば使い方は驚くほど簡単だ。通話時に画面に表示される「自分の声だけを届ける」をタップするだけ。AIが自分以外の声や周囲の雑音などを除去し、自分の声だけが相手に送信される仕組みだ。

「Vocalist」を利用するには、画面に表示される例文を読んで、自分の声を登録する必要がある
通話時に「自分の声だけを届ける」をタップすると有効になる。「電話」アプリだけでなく、「LINE」の音声通話などでも使える

 近くに比較的大きな声で会話している人がいる状況で同僚に電話をかけて、効果を試してみた。すると、電話を受けた同僚いわく「周囲の声はまったく聞こえなかった」とのこと。逆に、今度は同僚にAQUOS R11を渡し、賑わう街中に出てもらい、「Vocalist」をオンにして電話をかけてもらった。結果は期待していた以上で、周囲の雑音はほとんど聞こえず、同僚の声だけが鮮明に聞こえた。

人通りが多い場所から電話をかけて、受信した音声を確認した

 外出時に大事な電話がかかってきた場合、「静かな場所に移動してから応答する」という人は少なくないだろう。されど、AQUOS R11を使っていれば、駅のホームや空港、繁華街など、どんなに騒がしい場所にいても、すぐに応答し、ストレスなく通話できるわけだ。音声でのコミュニケーションが多いビジネスパーソンや、日常的に電話をよく使う人にとって、大きな安心感をもたらしてくれる機能といえよう。

 さらに、AQUOS R11には、通話をトータルでサポートする「電話アシスタント」機能も搭載されている。電話に出られないときにAIが自動で応答し、相手の用件を録音。さらに、文字起こしと要約をしてくれる。また、通話をまるごと録音し、通話中に出てきたキーワードや日時などをダイジェスト形式で表示する「ハイライト」機能も便利。わざわざメモを取ったり、録音データを最初から聞き直したりする手間が省けるので、忙しいビジネスパーソンにとって、日々の業務の大きな時短にもつながるだろう。

左が録音されたメッセージの要約、中央がメッセージの全文表示、右がハイライトの例

ギラつく日差しに負けない「スマートアウトドアビュー」が頼もしい

 AQUOS R11は、6.5インチの「Pro IGZO OLED」ディスプレイを搭載している。コンテンツによって画面駆動を自動で調節することで省電力を図りつつ、明るさと豊かな色表現を両立させるシャープ自慢のディスプレイだ。

Pro IGZO OLEDディスプレイは、いつでもどこでも鮮明な画質で表示されることが魅力

 この美しいディスプレイを、場所を問わずに見やすい状態に調整してくれるのが「スマートアウトドアビュー」機能だ。従来から、強い日差しの下でも画面が見やすくなる「アウトドアビュー」機能があったが、今回それがさらに進化した。従来の「アウトドアビュー」はオンにすると、画面全体が明るくなり、画像の明るい部分が白飛びすることがあった。一方、新しい「スマートアウトドアビュー」は画像をエリアごとに分析し、明るさや階調を最適化する。つまり、暗い部分と明るい部分のどちらもつぶれることなく、細部まで確認しやすくなったわけだ。

屋外での視認性も良好

 検証したのが梅雨の時期だったため、屋外での強い直射日光下でのテストは行えなかったが、標準状態でも十分に明るく美しい画質を楽しめた。そこで、室内でAQUOS R11に強い光を当てた状態で「スマートアウトドアビュー」の効果を試してみたところ、画面の輝度を上げつつ、細部まで明瞭に見える画質が維持されることを確認できた。これからギラギラとした日差しが照りつける夏本番を迎えるが、屋外で写真を撮ったり、撮った写真を確認したりする際に「スマートアウトドアビュー」が大いに真価を発揮してくれることだろう。

「スマートアウトドアビュー」は屋外だけでなく、電車の窓側、日差しが差し込む窓辺などでも有効。そこで、照明スタンドでAQUOS R11に光を当てて、明暗バランスが維持されることを確認した

 AQUOS R11のデザインは、プロダクトデザイナーの三宅一成氏が設立した「miyake design」が担当している。2024年に発売されたAQUOS R9から手掛けており、正円でも楕円でもない、自由曲線で描かれたカメラリングが象徴的なアイコンとなっている。背面パネルは高級感のある美しい光沢仕上げ。使い始めた当初は、キズや汚れが付きやすいのではないかと少々気になったが、その心配は無用だった。

前モデルから引き続き、デザインはmiyake designが担当

 AQUOS R11は防水(IPX5/IPX8/IPX9)、防塵(IP6X)性能に加えて、耐衝撃(落下)、耐振動、防湿など、米国国防総省のMIL規格16項目のタフネス性能を備えている。さらに、ハンドソープでの洗浄やアルコールでの除菌にも対応(※)。ケースを付けず美しいデザインのままで、アクティブに使えることも大きな魅力といえる。

(※)試験条件はシャープ スマートフォンAQUOS公式ホームページをご確認ください。

極狭ベゼルと「フルメタルBOXスピーカー」が実現する没入感

 いまやスマホは、エンターテインメントを楽しむための最高の道具ともいえる。高画質ディスプレイと高音質スピーカーを兼ね備えるAQUOS R11は、仕事を終えて帰宅してからのプライベートタイムにも大活躍してくれる。

 たとえば、「YouTube」や「Netflix」などの映像コンテンツを楽しむ場合、フルスクリーンでの表示が可能。四方のベゼルが細く、画面占有率はなんと94.5%。視聴中はベゼルがあることを忘れるほどの没入感が得られた。

「YouTube」でシャープ公式チャンネルの動画を再生してみた
AQUOS R10(左)とAQUOS R11(右)の比較。ベゼルがより細くなったことがわかる

 「Netflix」の映画を観ている際、スピーカーの音質がいいことにも驚かされた。一般的に、スマホのスピーカーは左右がアンバランスだったり、音量を大きくすると音が歪んだりすることが多いのだが、AQUOS R11は音量を上げてもクリアで、迫力あるステレオサウンドが広がった。レシーバー側に、前モデルのAQUOS R10でも好評だった「フルメタルBOXスピーカー」を継承し、ブラッシュアップされていることの恩恵だろう。

 AQUOS R11は6.5インチの大画面を搭載しながら、本体重量は195gに抑えられている。ソファやベッドに寝そべって、長時間手に持っていても、さほど苦にはならない。もちろん、市販のスマホスタンドなどを用意すれば、自分だけの時間がより豊かで贅沢なひとときとなるはずだ。

スピーカーの音質がいいので、映画を観たり、音楽を聴いたりするのにも最適。AQUOS R11を立てられるものを用意すると便利だ

癒しの空間を演出する「アカリウム」

 「アカリウム」というユニークな新機能も追加された。カメラリングの中央にさまざまな色に光るライトが配置され、着信や通知に連動して点灯するだけでなく、癒しの空間を演出する機能も備えている。

通知に連動して光る色は、アプリごとに8色から選んで設定できる

 優しい光と音の演出「くつろぎモード」は、「たき火」「せせらぎ」「こもれび」の3種をプリセット。たとえば「たき火」は、ゆったりとした音楽とともにパチパチと燃える焚き火の音が聞こえ、ライトはほんのりと赤く、揺らぐように点滅する。本機能では1時間後に自動で消灯するが、手動でオフにすることも可能。

「アカリウム」の目玉機能「くつろぎモード」は3種類
淡い色のライトが優しく点灯し、癒しの空間を演出してくれる

 なお、焚き火などの音はオン・オフが可能。ホーム画面から素早く起動できるウィジェットも用意されている。就寝前だけでなく、自宅でお酒を飲むときや、ストレッチをするとき、ゆっくり湯船に浸かるバスタイムなど、日常のさまざまな場面で活用できそうだ。

専用のウィジェットをホーム画面に追加すると、「くつろぎモード」の起動と切り替えを素早く行える

日々のフットワークを軽くし、夜のくつろぎも先回りする “気が利く” ハイエンド

 AQUOS R11は、プロセッサーにハイエンド向けの「Snapdragon 8s Gen 4」を採用し、12GBの大容量RAMを備えるハイスペックモデルだ。その余裕のある処理性能のおかげで、多彩な機能をカジュアルに楽しむことができた。

 カメラは基本的にはシャッターを押すだけでキレイに撮れ、ズーム操作もAIが先回りしてワンタップで最適化してくれる。グループ写真を撮る際は「まばたき軽減」をオンにするだけで失敗を防げる。ディスプレイは屋内・屋外を問わずにいつでも鮮明な画質が得られ、高音質スピーカーでエンタメコンテンツも満喫できる。さらに、新機能の「アカリウム」が疲れた身体と心を優しく癒してくれる。

 AQUOS R11のアドバンテージとなっている数々の独自機能は「AQUOSトリック」にまとめられている。そこで、何ができるかがわかり、初期設定を行える。便利な機能を “宝の持ち腐れ” にすることなく、誰でも積極的に使いこなせる。

ホーム画面にプリセットされている「AQUOSトリック」の画面例。AQUOS R11を便利に使うための機能はここで確認でき、そのまま設定できる

 AQUOS R11は、先進的な機能を簡単に使いこなせるオールラウンダーなスマートフォンだ。アクティブな毎日を過ごすユーザーにとって“良きパートナー”となってくれることだろう。