レビュー

「iPhone 15 Pro Max」実機レビュー、チタン素材の最上位モデルはどんな仕上がりに?

 「iPhone 15」シリーズの最上位モデルである「iPhone 15 Pro Max」が、本日22日に発売された。アップルでの価格は、ストレージ256GBが18万9800円、512GBが21万9800円、1TBが24万9800円。携帯各社も取り扱う。

 「iPhone 15 Pro」シリーズで初採用となるチタン素材の本体は、いったいどんな仕上がりになっているのだろうか。本稿では、iPhone 15 Pro Maxのレビューをお届けする。

iPhone 15 Pro Maxの進化ポイント
  • チタン素材で軽量化、240g→221gに
  • マナーモード切り替えスイッチがアクションボタンに
  • テトラプリズムで最大5倍光学ズームのカメラ
  • チップセット「A17 Pro」搭載
  • ゲームなどで現実感高まるハードウェアでのレイトレーシング
  • USB-C端子を搭載

外観

 iPhone 15 Pro Maxの素材にはチタンが採用され、軽量化を実現。先代のiPhone 14 Pro Maxの重さは240gだったが、iPhone 15 Pro Maxは221gとなっている。内部にはアルミも用いられているという。

 軽くなったボディの角は丸められており、手にしたときにすっとなじむような仕上がり。カラーリングはブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウムの4種類がラインアップされている。

上部
下部
右側面
左側面
アクセサリーのファインウーブンウォレット

 6.7インチ(2796×1290、460ppi)のSuper Retina XDRディスプレイを備える。ディスプレイの大きさは従来のまま、ボディが少し小さくなったことで、狭額縁になっている。

 ディスプレイは120Hz駆動をサポート。1秒間に120回画面を書き換えるため、動きのある場面でもなめらかな表示が実現する。

アクションボタンを搭載

 マナーモードを切り替えるスイッチがあった場所は、今回「アクションボタン」になった。設定メニューでどの機能を呼び出すかカスタマイズできる。押したときは触覚フィードバックで知らせてくれる。

アクションボタンのカスタマイズ

 これにあわせ、画面右上からスライドさせて表示する設定メニュー「コントロールセンター」のなかに消音ボタンが表示されるようになった。一方、その場所にあった画面ミラーリングはコントロールセンターの下部に移動している。

 なお、消音ボタンがこの場所にあるのは、iPadでも採用されていたが、iPhoneでは今回が初めてとなる。

5倍光学ズームの望遠カメラ

 1200万画素(F値2.8)で最大5倍の光学ズームに対応した、テトラプリズムデザインの望遠カメラを備える。アップルでは“iPhone史上最も長い焦点距離”の120mmとアピールしており、光学式手ぶれ補正(OIS)にも対応する。デジタルズームは最大25倍。

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 メインカメラは4800万画素(F値1.78)で、24mm、28mm、35mmの焦点距離を切り替えられる。4800万画素のProRAWに加え、4800万画素のHEIF画像もサポートする。

通常撮影(左)とポートレートモード(右)の比較

チップセットはA17 Pro

 チップセットは、6コアCPUと6コアGPU、16コアのニューラルエンジン(Neural Engine)で構成される「A17 Pro」。3nmのチップセットで、CPUは最大10%、GPUは最大20%、ニューラルエンジンは最大2倍高速になったとされる。

 ハードウェアアクセラレーションのレイトレーシングを搭載し、没入感のあるゲーミング体験が実現する。A17 Proの高性能なGPUにより、美麗なグラフィックを楽しめる。

USB-C端子の採用

 iPhone 15シリーズからUSB-C端子が新たに採用された。iPhone 15 Pro MaxのUSB-C端子はUSB 3に対応し、USB 2との比較で20倍のデータ転送速度となる。外付けSSDを装着すると、写真や動画をそのまま保存できる。最大4K 60fpsのHDRビデオ出力もサポートする。

 Wi‑Fi 6E(802.11ax)やBluetooth 5.3をサポートする。国内向けモデルでは5Gはsub-6に対応するが、ミリ波には非対応となる。

連絡先交換機能「NameDrop」

 iOS 17を搭載し、連絡先交換機能「NameDrop」などを利用できる。NameDropは端末同士を近づけると発動する。