レビュー

「Starlinkの法人ユーザー用アンテナ」クイックフォトレビュー

 KDDIは、Space Exploration Technologies(SpaceX)の「Starlink」を活用した法人向けサービスを2022年内にも提供する。19日、そのユーザー向け端末が報道陣向けに公開された。

山間部や被災地でも通信

 Starlinkは、SpaceXが提供する衛星ブロードバンドサービス。約550kmの上空を飛行する低軌道衛星により、高速・低遅延なネットワークを実現する。KDDIではStarlinkを法人向けに提供する。これにより、地上基地局の整備が難しい山間部や島しょ地域、災害時でも通信サービスを利用できるようになるとしている。

 利用料金などは今後、あらためて案内される見込み。本稿では法人向けに提供されるユーザー端末の外観をお届けする。

端末外観

とくにボタンなどはない
衛星を自動で追尾する
左の丸いものは個人ユーザー向けにSpaceXが提供するアンテナ。フットプリントとしては法人用とほぼ同じくらいの印象
個人ユーザー用アンテナの可動部分(右)
個人用アンテナに接続されたルーター(左)とセットアップ用のアプリ(右)