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ソフトバンクも「Starlink」、法人向けに9月下旬～
2023年7月13日 15:58
ソフトバンクは、法人向けの衛星通信サービス「Starlink Business」を9月下旬から提供する。陸上向けに「スタンダードプラン」と「ポータブルプラン」、海上向けに「マリンプラン」が用意される。
「Starlink Business」は、通信速度が下り最大220Mbps、上り最大25Mbpsのベストエフォート型の衛星通信サービス。米Space Exploration Technologies（SpaceX）によるサービスを、ソフトバンクが認定再販事業者というかたちで提供する。
事前に指定した場所にStarlinkのアンテナを設置する「スタンダードプラン」は、データ容量を1TB、2TB、6TBから選択できる。
「ポータブルプラン」は、任意の場所にアンテナを設置する。アンテナは持ち運んでさまざまな場所で活用できる。50GB、1TB、5TBが用意される。
海上向けの「マリンプラン」は、船舶などへのアンテナ設置を想定している。データ容量は、50GB、1TB、5TBから選択できる。
ソフトバンクによれば、価格は検討中。法人向けの「Starlink」サービスはすでにKDDIが提供しており、それと同程度の価格になる見込みとしている。
山間部での建設現場などのように通信環境が整備されていない場所や、冗長化（BCP対策）での利用を想定する。また、高精度測位サービス「ichimill」をはじめとした、ソフトバンクの法人向けソリューションとも連携できる。
