レビュー

「Xperia PRO-I」の1インチセンサーカメラで撮影してみた

 ソニーは、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「Xperia PRO-I」(エクスペリア プロアイ)を12月15日に発売する。市場想定価格は19万8000円。

 1インチセンサーを搭載し、写真や動画撮影にこだわりをもつユーザーに向けた端末に仕上がっている。

 今回は、同機の本体画像と夜景を中心とした作例などをお届けする。

本体

 本体の大きさは、166×72×8.9mmで重さは211g。4500mAhのバッテリーを備えており、急速充電に対応、3年使っても劣化しにくいとしている。

 本体側面は波形状に仕上げられており、滑りにくくなる工夫がされているほか、シャッターボタンやショートカットキーが備わっている。

本体
表面
裏面
上側面
下側面
左側面
右側面
カメラアプリは横画面
重さは実測値で210g
SIMスロットはnanoSIM×2、表裏で1枚ずつ搭載できる。micro SDカードスロットは、SIM2スロットと共用
設定画面
クイック設定パネル

カメラ

右上から順に、16mm超広角カメラ、24mm広角カメラ、50mm標準カメラ

 「Xperia PRO-I」のアウトカメラは、焦点距離50mmの標準カメラに加えて、16mmの超広角カメラ、24mmの広角カメラの3眼構成。このほかに3D iToFセンサーを備える。

 このうち、24mmの広角カメラはZEISS Tessarのブランドを冠したガラスモールド非球面レンズを採用。センサーは、スマートフォンとしては初の像面位相差オートフォーカスを備える1インチイメージセンサーを世界で初めて搭載している。

 カメラアプリは、「Photography Pro」を利用できる。通常のカメラアプリのように撮影できる「BASIC」モードのほか、本格カメラの操作感でこだわりの撮影体験ができる「オートモード(AUTO)」や「プログラムオート(P)」「シャッタースピード優先モード(S)」「マニュアルモード(M)」が用意されている。

撮影モード
ベーシックモード
オートモード
プログラムオート
シャッタースピード優先
マニュアル露出
マニュアルモード
各種設定
ドライブモード
フォーカスモード
フォーカスエリア
EV値
ISO
測光モード
フラッシュモード
ホワイトバランス
顔/瞳AF
ファイル形式
縦横比
DRO/オートHDR
アプリの設定
ズーム方式の設定、AI超解像ズームを搭載する

作例

 ここからの作例では、特記なき場合「24mm広角カメラ」を使用し、アプリの「オートモード」で撮影した作例を紹介する。

建物(画像タップ/クリックで圧縮前画像を表示)
16mm超広角カメラ
24mm広角カメラ
植物(画像タップ/クリックで圧縮前画像を表示)
手前の花にピントをあわせた
色鉛筆(画像タップ/クリックで圧縮前画像を表示)
夕暮れ(画像タップ/クリックで圧縮前画像を表示)
夜景(画像タップ/クリックで圧縮前画像を表示)
夜景(画像タップ/クリックで圧縮前画像を表示)
夜景(画像タップ/クリックで圧縮前画像を表示)
明け方(画像タップ/クリックで圧縮前画像を表示)

主な仕様

機種名
Xperia PRO-I
サイズ
約72mm×166mm×8.9mm
重さ
約211g
チップセット
Qualcomm Snapdragon888 5G
メモリー
12GB
ストレージ
512GB
ディスプレイ
約6.5インチ有機ELディスプレイ
解像度など
3840×1644、21:9、HDR、120Hz駆動対応
アウトカメラ
50mm標準カメラ(F値2.4、約1220万画素)
24mm広角カメラ(F値2.0/4.0、約1220万画素)
16mm超広角カメラ(F値2.2、約1220万画素)
インカメラ
約800万画素(F値2.0)
バッテリー容量
4500mAh
ワイヤレス充電
非対応
Wi-Fi
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth
Bluetooth 5.2
5G対応バンド
n3、n28、n77、n78、n79
LTE対応バンド
B1、B3、B4、B5、B7、B8、B12、B13、B17、B18、B19、B21、B26、B28、B38、B39、B40、B41、B42
防水・防塵
IPX5/IPX8、IP6X
ワンセグ/フルセグ
非対応
おサイフケータイ
対応
SIM
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