レビュー

「LINEMO」とワイモバイルの「シンプルS/M/L」、料金・サービス・サポートはどう違う?

最終更新 2021年4月6日 17:05
初出日時 2021年3月18日 06:00

 ソフトバンクが「SoftBank on LINE」のコンセプトのもとオンライン専用プランとして提供開始した「LINEMO」やワイモバイルの「シンプルS/M/L」。今回は、各プランのデータ容量や価格だけでなく、留守番電話や災害用伝言板、キャリア決済などの主な機能の有無や詳細を含め比較する。

 なお、本記事では「LINEMOの料金プラン『スマホプラン』」を、便宜上「LINEMO」のみで表記する。また、価格は特記なき場合税込みで表記する。

各プランの価格とデータ容量

 あらためて、各プランの月のデータ容量と価格を見ていこう。

 「LINEMO」はデータ容量20GBで2728円、ワイモバイルの「シンプルS/M/L」はそれぞれ、3GBで2178円、15GBで3278円、25GBで4158円。

 データ容量を追加する場合の単価は、「LINEMO」は1GBにつき550円、「シンプルS/M/L」は、500MBで550円(1100円/1GB)。

 また、ワイモバイルには基本データ容量自体を毎月増量させる「追加データオプション」が用意されている。月額料金と容量は、「シンプルS」が550円で1GB、「シンプルM/L」が550円で3GB。

 なお、データ容量超過後の最大通信速度は、「LINEMO」が最大1Mbps、ワイモバイル「シンプルS」が最大300kbps、「シンプルM/L」が最大1Mbpsとなる。

ブランド名
プラン名
LINEMO
スマホプラン
ワイモバイル
シンプルS
ワイモバイル
シンプルM
ワイモバイル
シンプルL
容量20GB3GB15GB25GB
月額料金(税抜)2480円1980円2980円3780円
月額料金(税込)2728円2178円3278円4158円
追加データ容量料金550円/1GB550円/500MB
追加データオプション1GB:550円/月3GB:550円/月
データ容量超過後の最大速度最大1Mbps最大300kbps最大1Mbps最大1Mbps

ネットワーク

 いずれのプランもネットワークはソフトバンクの3Gと4G LTE、5Gをサポート。テザリングもできる。

 eSIMは、LINEMOとワイモバイルどちらも対応する。

 海外ローミングについては、LINEMOとワイモバイルどちらも対応しているが、前述のデータ容量には含まれず従量課金となる。ただし、どちらも「海外パケットし放題」の対象となる。

 国際電話は、どちらもサポートする。

プランLINEMOシンプルSシンプルMシンプルL
ネットワークソフトバンク 3G/4G LTE/5G
データ容量超過後の最大速度最大1Mbps最大300kbps最大1Mbps最大1Mbps
テザリング
海外ローミング従量課金(海外パケットし放題対象)
国際電話
eSIM

通話定額オプション

 「LINEMO」が「SoftBank on LINE」というコンセプトとして初めて同プランを発表した昨年12月当初は、「5分/回までのかけ放題込みで税抜き2980円」としていたが、ブランド名発表時に切り分けることを発表。LINEMOもワイモバイルも通話定額は、基本料金プランに含まれておらず、オプションで提供される。

 特に「LINEMO」への乗り換えや移行時には、“基本プランは「かけ放題」になっていない”点に注意しよう。

 「LINEMO」は、無制限の通話定額を1650円/月、5分/回の通話定額を550円/月で用意。ワイモバイルの「シンプルS/M/L」では、無制限の通話定額を1870円/月、10分/回までの通話定額を770円/月で提供している。

プランLINEMOシンプルSシンプルMシンプルL
無料通話付帯
通話定額オプション無制限の通話定額:1650円無制限の通話定額:1870円
通話定額オプション5分/回までの通話無制限:550円10分/回までの通話無制限:770円

留守番電話/キャリアメールなど

災害用音声お届けサービスは3キャリアとも2022年3月31日で終了します。本記事では機能の有無という点について掲載しております。

 留守番電話やキャリアメールなどでは、LINEMOもワイモバイル間で機能有無の差異がみられる。

 キャリアメールについて、「LINEMO」は対象外、ワイモバイルの「シンプルS/M/L」は「@ymobile.ne.jp」のキャリアメールが無料で使える。

 キャリア決済は、「LINEMO」は提供予定だが時期は未定、ワイモバイルの「シンプルS/M/L」は「ワイモバイルまとめて支払い」で利用できる。

 留守番電話については、「LINEMO」は対象外、ワイモバイルの「シンプルS/M/L」はサポートする。

 公衆無線LANの「ソフトバンクWi-Fiスポット」も、「LINEMO」は対象外、ワイモバイルの「シンプルS/M/L」は無料で利用できる。

 なお、「+メッセージ」は「LINEMO」と「シンプルS/M/L」どちらも非対応。緊急速報メールや災害用伝言板、災害用音声お届けサービスはどちらもサポートする。

プランLINEMOシンプルSシンプルMシンプルL
キャリアメール○(@ymobile.ne.jp)
+メッセージ
留守番電話
緊急速報メール
災害用伝言板
災害用音声お届けサービス
キャリア決済提供予定ワイモバイルまとめて支払い
Wi-FiソフトバンクWi-Fiスポット

申し込みやサポート

 「LINEMO」の申込みはオンラインサイトで受け付ける。サポートや故障受付対応も、現状LINEやオンラインで行う。

 ワイモバイルの「シンプルS/M/L」も、オンラインで申し込めるが、ワイモバイルショップでも申し込める。サポートや故障対応もオンラインや店頭、カスタマーセンターで受け付ける。

プランLINEMOシンプルSシンプルMシンプルL
申し込みオンライン店頭/オンライン
サポートLINE/オンライン店頭/オンライン
故障受付LINE/オンライン店頭/オンライン

家族割や固定回線割引など

 「LINEMO」では、家族割や固定回線による割引は行っていない。

 ワイモバイルの「シンプルS/M/L」では、家族割(2回線目以降)または固定回線のセット割引があり、毎月1080円割り引く。

 また、「シンプルM/L」では学割「ワイモバ学割」を用意している。5~18歳のユーザーとその家族が対象で、契約翌月から1年間、毎月1000円を割り引く。はじめて「データ増量オプション」に加入するユーザーは、さらにオプション分の月額料金を1年間無料にする。

 ちなみに、ワイモバイルでは、シニア向けに「60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン」を実施している。「シンプルS/M/L」が無制限のかけ放題オプション「スーパーだれとでも定額(S)」に加入すると、オプションの月額料金から1100円割引される(割引期間は永年)。

プランLINEMOシンプルSシンプルMシンプルL
家族割-1080円(2回線目以降)
固定回線割引-1080円(家族割と重複不可)
学割12カ月間 -1000円12カ月間 -1000円

LINEMOはLINEと連携した特典、ワイモバイルは家族割などの割引が魅力

 「LINEMO」は「LINE」の一部サービスがデータ容量を使わない「ギガフリー」をサポートしていたり、今夏以降「LINEクリエイターズスタンプ使い放題」が付帯したり(ポイント還元キャンペーンを実施中)、LINEのサービスとの連携があり、今後も広がることが予想される。

 一方、ワイモバイルの「シンプルS/M/L」では、家族割や学割など、家族で加入するユーザーへの割引施策が充実。また、店頭で契約やサポートを受けられ、スマートフォンやオンラインでの手続きに不慣れなユーザーでも安心できる。

 なお、他社からの乗り換えや、ソフトバンクから移行する際も、キャリアメールは引き継がれない。キャリアメールで登録しているサービスは、乗り換えや移行する“前に”、ほかのメールアドレスへ変更しておこう。

【訂正】
 追加データ容量の単価に一部誤りがありました。修正します。

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