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外国人も便利に、「すぐくるタクシー東京無線版」が英語対応

 東京無線共同組合、富士通テン、メイテツコムが開発した、スマホでタクシーが呼べるアプリ「すぐくるタクシー東京無線版」の最新版が、5月7日に公開された。最新版では、スマホの言語設定を英語に変更することで、アプリ内の言語が英語表示に対応する。現在Android版のみ対応しており、近日中にiOS版も最新版が提供される。

英語に対応した「すぐくるタクシー東京無線版」

 「すぐくるタクシー東京無線版」は、スマートフォンのGPSで得られる位置情報をもとに近くのタクシーが迅速に呼べるアプリとして、2012年から提供を開始、現在45万ダウンロードを記録している。今回の英語対応は、東京無線協同組合の営業区域からの配車申込と、羽田空港・成田空港・東京ディズニーリゾートとの間を通常の運賃よりも割安運賃で送迎する「定額予約」にも対応する。

 国内のタクシー配車アプリとして英語対応は、「すぐくるタクシー東京無線版」が業界初という。同社では、“外国人のお客様にも更なる利便性向上”を目指している。今後について、英語版のみならず「3カ国語くらいは対応したい」とのことだが、現在のところは未定としている。

 タクシー配車アプリは、日本交通が提供する「全国タクシー配車」、auのキャリア決済に対応した「日本交通タクシー配車」、都内を中心とした6社が参画して提供している「スマホdeタッくん」に加え、グローバルで展開する「Hailo」、ハイヤー手配の「Uber」など各社がサービスを展開しており、“スマホでタクシーを手配する”スタイルが浸透しつつある。

川崎 絵美