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ドコモ「ミリ波イニシアチブ」始動、京セラやAGCなど8社と社会実装へ
2026年9月30日 13:38
NTTドコモは、AGC、キーコム、京セラ、電気興業、日本電業工作、パナソニック システムネットワークス開発研究所、Visban、フジクラ・ダイヤケーブルの8社と、ミリ波の活用促進に向けた「ドコモミリ波イニシアチブ」を始動する。
「ドコモミリ波イニシアチブ」の英語名称は「docomo millimeter wave initiative」で、略称は「dmwi」。ドコモが牽引役となり、参加企業の技術を組み合わせ、ミリ波の技術開発から社会実装まで一体的に進める。
ミリ波は、28GHz帯などの高い周波数帯を利用する。高速・大容量な通信が可能な一方、電波の直進性が高く、遮蔽物の影響を受けやすいため、安定した通信エリアの確保が課題となっている。
取り組みでは、基地局からの電波を増幅して電波が届きにくい場所へ届ける「レピータ」、電波の反射・透過方向を制御する「メタサーフェス」、電波の損失を抑えて必要な場所へ届ける「導波路」などが活用される。
各社が持つミリ波向けのソリューションと、ドコモのモバイルネットワーク運用技術やノウハウを組み合わせ、利用環境に応じた通信エリアの構築方法が検討される。
具体的な活動として、安定したミリ波通信エリアの確保に向けた技術検討、屋内外のさまざまな利用シーンに応じたエリア構築技術の実証、ミリ波を活用した新たなサービスやユースケースの共同検討を実施する。
これまでミリ波の活用が難しかった鉄道車両内や都市部のビル街などでの通信エリア構築も想定されている。高精細な映像を途切れにくくするサービスや、低遅延が求められる遠隔制御などへの活用につなげる。
ドコモは取り組み全体の調整を担うほか、技術・事業面の知見を共有し、共同調査や実証に参加する。賛同企業は技術や製品に関する情報を共有し、共同調査・実証に参加する。
