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ソニー、簡易PAやカラオケにも使えるワイヤレスポータブルスピーカー「ULT TOWER 7」を発表
2026年9月2日 10:01
ソニーは、重低音とクリアな高音質を両立したワイヤレスポータブルスピーカー「ULT TOWER 7」(SRS-ULT700)を発表した。発売日は9月18日で、市場想定価格は8万5000円前後。新開発の大口径円形ウーファーや360度方向に広がるパーティーサウンドを搭載し、広い会場や屋外イベントでの簡易PA機器としても活用できる。
同社は、臨場感のある重低音を一貫した音作りとする「ULT POWER SOUND」シリーズの新たな大型モデルとして本製品を位置づける。
音質の要となるスピーカーユニットには、直径約280mmの新開発大口径円形ウーファーを搭載。このウーファーは低域の再生限界を高め、歪みの少ない豊かな重低音を響かせる。
さらに中音域をカバーするミッドレンジと、高音域用のトゥイーターを組み合わせた。トゥイーターはフロントに直径50mmを2基、リアに直径40mmを2基の計4基を前後に配置した。これにより、部屋の隅々まで均一にクリアな音を届ける「360° パーティーサウンド」を実現する。
音響技術としては、設置場所に応じた「音場最適化機能」を導入した。騒音環境に合わせた最適化に加え、新たに壁際や部屋の角に置いた際の反射音による低音の過度な強調を自動で補正する。この補正によって中高域が埋もれず、ボーカルの明瞭さを維持した自然な音場を作り出す。
また、本体前面に配置した「ULTボタン」を押すことで、音楽のジャンルや気分に合わせて4つのサウンドモードを切り替えられる。深い低域を強調する「ULT1」、パワー感を際立たせる「ULT2」、原音に忠実な「FLAT」、そしてライブ会場のような臨場感を引き出す「LIVE」の4段階。さらに専用アプリ「Sound Connect」を介せば、10バンドのイコライザーによる細かな調整もできる。
簡易PA機器としても使えるよう、背面にはXLR端子とRCA端子からなる「DJ input」を搭載した。これによりDJミキサーと接続して本格的な演奏環境を構築できるほか、マイクの入力端子、エコーおよびキーコントロールボタンも備え、カラオケ用途にも対応する。
本体は大きさが約421×710×347mm、重さが約22.8kgと大型だが、機動性を高めるためにキャスターとハンドルを装備。同価格帯の「XV800」と比較してキャスターのホイール径と幅を拡大したため、舗装路や段差でもよりスムーズに運べる。電源は内蔵バッテリーで駆動し、約30時間の連続再生ができる。さらに10分間の充電で約180分再生できる急速充電にも対応した。
Bluetooth接続の対応コーデックは、LDAC、AAC、SBCをサポートする。また、IPX4相当の防滴性能(縦置き時)を備えており、屋外イベントや水回りでの使用時にも水濡れを気にせず安心して設置できる。






