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折り畳みスマホの“折りじわ”より気になるようになったヒンジの“出っ張り”

 ここ最近、日本でもメーカー各社が相次いで投入し、選択肢が増えている折り畳みスマートフォン。とりわけ注目されているのは、かねて噂されている、アップルが折り畳みスマートフォンを投入するのかどうか? ということだと思いますが、その答えは恐らく間もなく明らかになることでしょう。

 ただその折り畳みスマートフォン、筆者もいくつかの機種の使い勝手を試しているのですが、2026年に入って急速に気になるようになったのが、ヒンジの“出っ張り”です。

2026年に入って、折り畳みスマートフォンを使っている時になるようになったヒンジ部分の出っ張り。写真は「Galaxy Z Fold8 Ultra」を開いたところだが、ヒンジの上下部分が出っ張っていることが分かる

 折り畳みスマートフォンでは、ディスプレイを折り曲げるヒンジが重要な役割を果たすことは多くの人がご存じでしょうし、そのヒンジ部分に“折りじわ”が生じることを気にする人は、従前より多いかと思います。

 ですが2026年に入り、いくつかの折り畳みスマートフォンを確認してみますと、ディスプレイを開いた際にヒンジ部分の上下に半円状の出っ張りが現れ、そこに指などが時々引っ掛かって気になることが増えてきたのです。具体的にはオッポの「OPPO Find N6」やサムスン電子の「Galaxy Z Fold8」「Galaxy Z Fold8 Ultra」などのように、薄さを特徴の1つとしている折り畳みスマートフォンほど、ヒンジ部分の出っ張りが目立つ印象があります。

こちらは「OPPO Find N6」を開いた状態で、側面から見たところ。薄さ重視のモデルほど、画面を開いた時のヒンジ上下部分がかなり出っ張るようになってきている
「Pixel 11 Pro Fold」は2026年発売の折り畳みスマートフォンの中では比較的厚めなこともあってか、ヒンジ部分の出っ張りはあまり目立たない

 一方で、モトローラ・モビリティの「motorola razr fold」や、グーグルの「Pixel 11 Pro Fold」など、そこまで薄さが際立つ訳ではないモデルでは、ヒンジの出っ張りはあまりなく、そこまで目立たないようです。

 ヒンジ部分の上下は折り曲げる構造上、元々完全にフラットという訳ではなく、元々多少出っ張っているケースもあるにはありました。ですが、大幅な薄型化を進めた「Galaxy Z Fold7」でもそこまで出っ張っていた印象はなかっただけに、ここ最近の折り畳みスマートフォンにおけるヒンジ部分の出っ張りがとても気になっています。

こちらは「Galaxy Z Fold7」の開いた状態での側面。多少出っ張っている感はあるが、後継モデルのGalaxy Z Fold8 Ultraと比べればまだ抑えられていた

 それはもちろん、薄型化を進める上でのトレードオフなのかもしれませんし、出っ張りを気にする声が現状、そこまで多い訳ではないことも確かです。ですがこの状況を見逃してしまうと、本体の薄型化を追求する一方、カメラの高性能化のためカメラバンプ(出っ張り)が非常に高く、引っ掛かりが気になるスマートフォンが増えてしまったのと同じ事象が、折り畳みスマートフォンで繰り返されることになるのでは……? という不安を抱いてしまうこともまた確かです。

 筆者は正直な所、スマートフォンの出っ張りはあまり許容できないタイプなので、できれば折り畳みスマートフォンのヒンジも出っ張らないで欲しいというのが正直な所なのですが、果たしてその声はメーカーに届くのでしょうか。