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ドコモなど3社、名古屋で自動運転の実証実験 IGアリーナや名駅前など5カ所結ぶ
2026年8月12日 12:34
NTTドコモビジネス、NTTモビリティ、NTTドコモの3社は、名古屋市都心部で自動運転の実証実験を9月11日に開始する。自動運転の社会実装を見据えたもので、運行期間は2027年3月19日までを予定している。利用料金は無料で、MaaSプラットフォーム「デライド」で登録・予約すれば誰でも利用できる。
愛知県からの受託事業の一環として実施される。交通量が多く、複雑な名古屋市都心部で、自動運転の社会実装に向けて、技術面および運用面での課題を抽出する。乗降地点として名古屋駅前の総合校舎スパイラルタワーズ、STATION Ai、愛知芸術文化センター、IGアリーナ前、FUJIなごや科学館の5カ所を設定し、名鉄タクシーホールディングスの支援のもとで3台の自動運転車両を運行する。
実験では、米May Mobility製の自動運転ソフトウェアを採用し、右折時の対向車検知や信号変化の予測精度の向上など、将来の自動運転レベル4の社会実装に向けた技術検証を進める。また、名古屋鉄道が提供するMaaSプラットフォーム「デライド」のオンデマンド配車システムと自動運転ソフトウェアを連携させ、利用者の予約状況に合わせて各乗降地点へ最適に車両を配車する仕組みを構築する。
実証期間の後半には、将来的な無人運行を想定した取り組みとして、車内タブレットを活用した対話AIキャラクターによる案内機能も導入される。事前アンケートから把握した乗車目的や知りたい情報に基づき、対話AIキャラクターが自然なコミュニケーションを通じて必要な情報を提供する。
実証実験期間中、土日祝日と年末年始を除く平日のみ運行し、安全確保のためにドライバーも乗車する。1台に5人まで乗車できる。乗降場所以外での乗り降りはできない。車体には、ルート上の乗降地点にゆかりのある国際工科専門職大学(名古屋キャンパス)、HAL名古屋、名古屋造形大学の学生が学内コンペティションを通じて制作したデザインが採用されている。
3社は今回の実証での知見をもとに、地元自治体や交通事業者と連携しながら、地域の交通課題の解決を目指す。

