本日の一品
普段使いにも災害用の備えにもなる折りたたみベッド
2026年10月1日 00:00
私事で恐縮ですが、筆者は子どもたちの進学の都合で二拠点生活をしています。といっても片方の拠点は実家なので気楽なものなのですが、困っているのが寝る場所です。
かつて住んでいた自室を子どもたちに明け渡してしまったため、筆者には自室というものがありません。寝るときもリビングの片隅にある小上がりの和室にマットを敷いて寝ています。
1年ばかりそんな生活をして、ついに耐えられなくなりました。身体はそこそこ休まるものの、精神的にしんどいのです。場所の問題は解決できないので、せめて薄いマットではなく高床式のベッドで寝たい。
昔、仕事で帰れず会社に連日連夜泊まり込んでいたときですら、並べた椅子の上に寝ていたし。そう考えてたどり着いたのが、今回ご紹介する製品でした。
筆者が購入したのはキャプテンスタッグの折りたたみキャンプベッド、いわゆる「コット」と呼ばれる製品です。据え置きのベッドを置く場所がないのなら、ベッドを折りたためばいいじゃないという発想です。
しかし一口にコットといっても、ハイコット・ローコット、折りたたみ式と組み立て式、キャンバスシートの素材など千差万別。Amazonなどではけっこう安価なものも販売されているものの、簡単に飛びつくと「安物買いの銭失い」になるぞ、毎晩使うものだし……と購入に慎重になっていたら半年ほど経ってしまいました。
しかし熟考を重ねただけあって、選んだ製品には今のところ満足しています。
まず、展開と折りたたみが驚くほど簡単です。展開するときは結束しているロックを外して左右に広げるだけ。たたむときは逆に、折りたたみ傘のように左右からシュッとまとめるだけ。
ほとんど力も要りません。夜、疲れて帰ってきたときもすぐに展開してベッドに倒れ込めますし、逆に忙しい朝、起きてすぐに邪魔にならないよう折りたたんで部屋の隅に立てかけることができて助かっています。
肝心の寝心地については、可もなく不可もなくといったところ。幅が約67センチというハーフシングルベッドサイズで、一般的な成人男性の体型である筆者の体躯でも問題なく収まっています。
危惧していたキャンバスの沈み込みも許容範囲で、ベッドの骨格に腕があたって痛いといった問題もありません。むしろ問題は、耐荷重約80kgという制約かもしれません。まだ余裕はあるものの、油断するとあっという間に太る体質なので、体型に気を使う良い契機になっていたりして。
長く使っているうちに耐え難い難点が出てくるかも……という心配は今のところ杞憂に終わりそうな気配です。少なくともここ数カ月使っている限り、特に不満な点はありません。問題なく熟睡できています。
床からちょっと離れただけなのに、これほど安心感を得られるものなのかと自分でも不思議です。コットのような製品が災害用の備えとして勧められる理由も分かったような気がしました。
敢えて難点を言うなら、6.5kgという重量が挙げられるでしょうか。本来はキャンプベッドとして持ち運ぶ前提であることを考えると、ちょっと重いし図体も大きいかもしれません。
車で運んだときも、折りたたんで付属のキャリングケースに入れた状態で、ラゲッジスペースを横いっぱいに使いました。ただ、筆者のように据え置きで使う分には全く気になりません。許されるなら会社に一つ備えておいて昼寝用に使いたいくらいです。
災害用の備えにも、来客用のエクストラベッドとしても使えそうな折りたたみコット。気になる方はぜひ一度お試しください。
| 製品名 | 購入場所 | 価格 |
|---|---|---|
| 折りたたみキャンプベッド | Amazon | 7982円 |







