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ローソンとKDDI、「ハッピーローソンタウン日野高幡台店」オープン 集合住宅型1号店

 ローソンとKDDIは4日、UR都市機構が管理する高幡台団地(東京都日野市)に「ハッピーローソンタウン日野高幡台店」をオープンした。店舗を拠点としたマチづくり構想「ハッピーローソンタウン」の、集合住宅型1号店となる。

「ハッピーローソンタウン日野高幡台店」店舗正面イメージ

生活のサポート機能

 店舗内には、KDDIの次世代リモート接客プラットフォームを活用したオンライン相談窓口「Pontaよろず相談所」を設置した。通信やインフラ、金融サービスのほか、日野市役所と連携した市民生活に関する相談を事前予約なしで受け付ける。

「Pontaよろず相談所」画面

 行政情報などを音声と画像で案内するAIサポーターも導入されている。コンビニでは初となる、専用ECサイトで注文した商品を店舗内ロッカーで受け取れる「駅チョク便」も展開する。

 また、高幡台団地の一部住民を対象に、専用タブレットを用いたビデオ通話デリバリーサービスの実証実験を11月末まで実施する。

ビデオ通話デリバリーサービスの注文画面(イメージ)

 貸し出されたタブレットで商品を注文すると即日配達される仕組みで、デジタル機器の操作に不慣れな層には、店員と画面越しに会話しながら注文できるサポートメニューも用意する。また、自宅にいながら店舗と同様の専門相談を受けることも可能としている。

災害時も通信と電力を確保

 地域の災害支援拠点の役割も担い、通信や電源の確保に向けた設備を導入している。固定回線が切断された場合は、衛星通信「スターリンク(Starlink)」を経由してフリーWi-Fiを提供する。スターリンクをバックホール回線とする小型基地局(auフェムトセル)も設置し、緊急時の連絡手段を維持する。

 さらに、屋上の太陽光パネルで発電した電力を店舗で消費するほか、大容量の業務用蓄電池を備え、大規模停電時でも店舗運営や通信に必要な最低限の電力を確保する。地域住民向けにスマートフォンの充電ができるバッテリーチャージャーも設置されている。

店舗内にサイネージを設置。平時は行政情報を、有事の際は災害情報を表示する
有事の際は、店内の厨房で災害時専用メニューのおにぎりを作る
凝固剤を使用した使い捨ての災害時用トイレを常備している

生鮮品・医薬品の取り扱いなど

 食品スーパーのコモディイイダと連携し、生鮮品や精肉などの取り扱いを強化した。9月1日には店内に調剤薬局のクオール薬局がオープン予定で、薬の相談や介護用品の販売にも対応する。

青果売り場
クオール薬局

 店内には26席のイートインスペースを設け、スマホ教室などのイベント開催も見込む。

イートインスペース
約100名の地域住民と2026年5月に制作したアート作品を店内に装飾。高幡不動尊の紫陽花がモチーフ
イートインスペースに絵本コーナーが設置されている。旭化成不動産レジデンスの絵本サービス「BORIKIえほん箱」で親しまれてきた絵本約50冊を楽しめる

 ハッピーローソンタウンは、店舗を中心に世代を超えたつながりを創出するマチづくり構想。6月に大阪府池田市で戸建て団地周辺向けの店舗を開業しており、今回の店舗はそれに続くモデルとなる。ローソン、KDDI、UR都市機構は同構想を推進するため、店舗のオープンと同日の4日付で包括連携協定を締結した。