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アップルがiPadやMac、HomePodなど一斉値上げ iPhoneは対象外

アップルは6月25日、国内のオンラインストアにおいて、MacやiPadなどの製品価格を一斉に引き上げる改定を実施した。

iPad Air

 ノートパソコン「MacBook Air」の最小構成が18万4800円から22万4800円へ値上がりしたほか、iPadや周辺機器、スマートホーム製品も対象となっている。

 6月に入って、同社CEOのティム・クック氏が値上げの意思を示したことが、米メディアで伝えられていた。

価格改定の対象製品と改定後の新価格

 今回の改定により、MacBookシリーズでは、今年3月に発売されたばかりの「MacBook Neo」が9万9800円(発売時)から11万9800円へ、2万円値上がりした。

 上位機である「MacBook Pro」の最安構成は33万9800円からとなり、デスクトップ型である「Mac Studio」は9万1000円が上乗せされて41万9800円となった。

 タブレット端末のiPadファミリーも4つの全シリーズで値上げされた。

 標準モデルの「iPad」は5万8800円から7万4800円へ、小型の「iPad mini」は7万8800円から9万9800円へ値上げされた。

 スマートスピーカーの「HomePod」や周辺機器なども価格が見直された。

 一方で、スマートフォン「iPhone」シリーズ、スマートウォッチ「Apple Watch」シリーズ、ワイヤレスイヤホン「AirPods」シリーズ、紛失防止タグ「AirTag」については、現時点で価格に変更は見られない。

主要製品の旧価格と新価格(いずれも最安構成)
製品名旧価格新価格
MacBook Neo9万9800円~11万9800円~
MacBook Air(13インチ)18万4800円~22万4800円~
MacBook Air(15インチ)21万9800円~26万4800円~
MacBook Pro(14インチ)27万9800円~33万9800円~
MacBook Pro(16インチ)44万9800円~51万9800円~
iMac19万8800円~24万9800円~
Mac mini12万4800円~13万4800円~
Mac Studio32万8800円~41万9800円~
iPad(無印)5万8800円~7万4800円~
iPad mini7万8800円~9万9800円~
iPad Air(11インチ)9万8800円~12万9800円~
iPad Air(13インチ)12万8800円~16万9800円~
iPad Pro(11インチ)16万8800円~20万9800円~
iPad Pro(13インチ)21万8800円~26万9800円~
HomePod4万4800円5万9800円
HomePod mini1万4800円2万2800円
Apple TV 4K1万9800円~3万4800円~
Apple Vision Pro59万9800円~64万9800円~

今回は「iPhone」対象外、ソフトバンクは一部値上げ済み

 価格改定の背景には、人工知能(AI)データセンター向けを中心とする半導体メモリやストレージ用チップの急激な需要増加があると見られる。今年5月の決算説明会では、AI需要の実行環境としてMacへの需要が急拡大し、Mac Miniなどで供給が十分でない状況が説明されていた。また、ティム・クックCEOが米メディアのインタビューで、6月中旬、値上げが避けられないことに触れていた。

 メモリー高騰の影響は、徐々にスマートフォンにも波及しており、国内で発売される今夏のスマホはすでに前年の同系統のモデルから値上がりする傾向がある。

 今回のアップルの改定にiPhoneは含まれていないが、近日中に何らかの動きがある可能性は否定できず、また例年9月に発表される新型iPhoneの価格もこれまでのiPhoneシリーズの価格帯と比べ、高額になる可能性もある。

 アップル直販価格だけではなく、キャリア各社の価格にも影響があると見られ、すでにソフトバンクでは6月12日に「iPhone 17」シリーズのうち、一部の256GBモデルで値上げ済み。ただし、端末購入補助プログラムである「新トクするサポート+」での支払い総額は、MNPの場合などで変わらないことがあるという。

ソフトバンクが6月12日に改定したiPhone 17シリーズ
製品名旧価格新価格
iPhone 17(256GB)159,840円164,160円(4,320円増)
iPhone 17 Pro(256GB)219,600円227,520円(7,920円増)
iPhone 17e(256GB)124,560円133,200円(8,640円増)