ニュース
ドコモビジネスの液冷データセンター、Rapidusの次世代半導体開発に提供
2026年4月27日 16:47
NTTドコモビジネスは27日、液冷方式のデータセンター「Green Nexcenter」を、半導体開発を手がけるRapidus(ラピダス)に提供すると発表した。
Rapidusは、次世代半導体の研究開発を進めており、これまでよりも大規模で、計算負荷の高い処理を高速に行う高性能計算技術「HPC(High Performance Computing)」の活用が不可欠だという。
一方、ドコモビジネスでは、IOWNを活用した産業/地域課題の解決と北海道の地域創生を推進する事業「HOKKAIDO IOWN CAMPUS」に取り組んでおり、北海道を起点に半導体産業の持続的成長を支援している。
今回提供される「Green Nexcenter」は、並列処理でAIやデータ分析、シミュレーションなどの高度な処理を高速化する「アクセラレーテッドコンピューティング」の高密度化に対応したデータセンターで、液冷方式のサーバーをサポートする。通常のデータセンターでは運用が難しかった高発熱サーバーも、液冷方式の採用により、従来の技術を大きく上回る省エネ性を実現する冷却技術を提供する。また、安定した温度管理により、消費電力の削減と二酸化炭素排出量の削減に貢献する。
Rapidusでは、設計や検証、製造プロセスで莫大な計算処理を行っており、今回の取り組みにより処理を高速かつ安定的に実行できるようになり、生産にかかる時間(TAT、Turn Around Time)の短縮が期待される。

