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Apple創立50周年、表参道にMori Calliopeが登場。日本ならではの「Think Different」を表現

 27日、Apple 表参道で、アップル(Apple)の創立50周年を記念するイベント「パフォーマンス:Mori Calliope - 創造性とテクノロジーの祝典」が開催された。一般の来場者も参加して盛大に行われた。

 イベントが始まると、ステージ上の巨大ディスプレイには、hololive English -Myth-(ホロライブプロダクション傘下の英語圏向けグループ)に所属するVirtual ArtistのMori Calliopeが登場。1曲目として「ゴーゲッターズ」を圧倒的なパフォーマンスで歌い上げ、観客を魅了した。

トークセッション

 Apple Music RadioのDJでもあり、アーティスト・YouTuberなどとして活躍するみのがメインホストとなり、1曲目を終えたMori Calliopeとのトークセッションも行われた。

Apple Music RadioのDJでもあるみの

みの
 さまざまなサウンドを自由自在に操るMori Calliopeさんですが、元々どんな方法で音楽と触れ合ってきましたか?

Mori Calliope
 子どもの頃からずっと音楽が大好きで、最初の出会いは親に買ってもらった赤いiPod nanoでした。最初にダウンロードした曲はOutkastの『Hey Ya!』(2003年の大ヒットヒップホップソング)で、車の中や学校でも、いつも音楽が私のそばにありましたね。

みの
 自身の音楽が国境を越えて世界中の人に愛されていることをどう受け止めていますか?

Mori Calliope
 本当に夢を見ているみたいで不思議な気持ちです。世界中の国から聞いてくれているみんなのデータを見た時は本当にびっくりして嬉しかったです。

みの
 唯一無二の個性を放つ自身の活動を支えているものは何だと思いますか?

Mori Calliope
 夢に向かって頑張るバーチャルエンターテイナーがいる中で、私は『バーチャルロックスター』として現状を突破したいと思っています。

みの
 2月6日にリリースされたニューアルバム『DISASTERPIECE』のデモ音源制作でのエピソードを教えてください。

Mori Calliope
 以前は作曲もやっていたのですが、歌う事に集中したくて、やめていたんです。

みの
 シンガーとしてレベルアップしたかったと。

Mori Calliope
 はい、で、今回は作曲をしてみたいと思って。先輩のアドバイスでGarageBand(Appleが長年提供してきた楽曲ツール)を使ったのですが、iPadですごく直感的にアプローチできて、3時間くらいで早く作れてめちゃくちゃ楽しかったです。

みの
 クリエイティビティの原動力を教えてください。

Mori Calliope
 誰も見たことがないような方法で、みんなが自由にコラボレーションできる世界を作りたい。本物の3Dホログラムとしてステージに立つアーティストが、現実の世界に当たり前にいる、そんな未来を目指しています。

みの
 今回のテーマ『50 years of Think Different』ということで、Mori Calliopeさんにとって『Think Different』とは何ですか?

Mori Calliope
 バーチャルな存在であること自体がすでにThink Differentだと思っています。日本では少しずつ当たり前になってきていますが、世界ではまだまだ。そこから抜け出すことがロックな精神の一部ですね。

みの
 将来テクノロジーを駆使して挑戦してみたいことは?

Mori Calliope
 ライブは最新のテクノロジーが最も輝く場所です。リアルタイムでバーチャルにパフォーマンスすることは、本当にすごいチャレンジですし、ファンのみんなにいつも新しいワクワクを届けることができると感じています。

 すでに海外のアップルストアでは同様のイベントが実施済み。アップルの発表によれば、海外での50周年イベントに出演した面々は、リアルでフィジカルなアーティストたち。たとえばニューヨークでは、世界的アーティストのアリシア・キーズが出演した。

海外のアップルストアでのイベントに出演したアーティスト
店舗アーティスト
ニューヨーク(Apple Grand Central)アリシア・キーズ
ロンドン(Apple Battersea)Nia Archives、マムフォールド&サンズ
中国・成都(Apple Taikoo Li Chengdu)クリス・リー
ワシントンD.C.(Apple Carnegie Library)トロイ・コッツァー
オーストラリア・シドニー(シドニーオペラハウス)Bailey Pickles
バンコク(Apple Iconsiam)Molly Yllom
ソウル(Apple Myeongdong)CORTIS

 一方、日本のイベントでは、Mori Calliopeが登壇し、世界の違いを明確に打ち出す。実在のスターがそれぞれのスタイルで多様性を表現した海外と比べ、Mori Calliopeが「バーチャルな存在であること自体がすでにThink Different」などと語った通り、日本ならではの「Think Different」を示した。

 トークセッション後にも熱狂的なライブパフォーマンスが続き、ファンとの一体感を深めた。

披露された楽曲リスト
  • ゴーゲッターズ
  • 未来島~Future Island~
  • Orpheus(オルフェウス)
  • DONMAI

 イベントの終盤では、本日披露された楽曲がApple Musicで楽しめること、そしてホロライブ初の公式ゲーム『ホロライブドリームス(略称:ホロドリ)』がApp Storeで予約受付中であることが案内された。

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