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「Pixel 11」はiPhoneから乗り換えやすく、グーグルがサブスク重複防止やパスワード転送などデータ移行を刷新

 グーグルは、最新のスマートフォン「Google Pixel 11」シリーズの発表に合わせ、ユーザーが新しい端末へ乗り換える際のデータ移行プロセスの刷新を発表した。新端末の注文直後から事前にクラウドバックアップを進められる仕組みなどを用意し、スマートフォンの買い替えに伴う心理的・作業的な負担を最小限に抑える。

注文直後からバックアップを事前に進める新システム

 新しいデータ移行プロセスでは、新端末が手元に届く前から乗り換えの準備を開始できる。Googleストアで端末を注文したユーザーにはメールが届き、案内されたリンクから事前にデータの同期とクラウドへのバックアップを促す。これにより、移行時に時間のかかるバックアップ処理をあらかじめ完了させておくことができる。

 また、「Pixel 11 Pro」シリーズを購入すると、Googleドライブ 5TBを含む「Google AI Pro」の6カ月分が提供される。大容量のクラウド領域を確保することで、写真や動画などの膨大なデータを確実に退避し、データ消失への不安を解消する。

面倒なパスワード再入力を解消、Wi-Fi転送も大幅に進化

 スマートフォン乗り換え時にユーザーが最も負担に感じる、各サービスのパスワード再入力作業などにも対策を講じた。旧端末で管理していた各種パスワードやパスキーをPixel 11に直接転送できるほか、Googleアカウントの移行にも対応。新端末で改めてGoogleアカウントにログインする必要がなくなる。

 さらに、ケーブルを接続せずにWi-Fi経由で転送できるデータの種類と量を大幅に拡大した。移行されるデータの詳細度や再現性も大きく改善し、ケーブルとWi-Fiのどちらでもほとんどのデータを転送できるようになった。eSIMの転送も対応する。

移行後30日間の手厚いサポートとサブスク重複防止

 初期設定を終えて新端末を使い始めた後も、細かい設定のやり残しがないよう移行後30日間にわたってサポートする。まだ転送が完了していないデータがある場合には「コピーを完了させませんか」という通知を配信するほか、クレジットカードなどの登録や認証が終わっていない場合には設定を促す。

 また、二重払いを防ぐための独自機能も取り入れた。iOSのApp Storeで継続課金していた定期サブスクリプションがある場合、そのままPlayストアで重複して支払ってしまう無駄を省くため、該当するサブスクリプションの解約や支払先の移行を案内する。