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楽天モバイルと楽天シンフォニー、「自立型ネットワーク レベル4」認定を取得

 楽天モバイルと楽天シンフォニーは、共同開発した自律型RAN省電力化ソリューションにおいて、「TM Forum」から「自律型ネットワーク レベル4」認定を取得したと発表した。商用Open RAN環境での省電力化シナリオ(GB1059H)での認定は世界初となる。

 今回の認定では、楽天モバイルが運用するクラウドネイティブOpen RANと、AIを活用したネットワークの自律運用が評価されたかたち。具体的には、最小限の人的介入でシステムの意図を理解して動作する「インテント駆動型」や、結果をフィードバックして自動調整する「クローズドループ」の仕組みが実現されている。

 自律型RAN省電力化ソリューションは、楽天シンフォニーが提供する運用サポートシステムとAI搭載のオーケストレーション機能を統合したプラットフォームで運用される。

 たとえば、AIや機械学習がKPI分析、パターン検出、将来のトラフィック予測などを行い、リアルタイムで省電力化の判断を下す。従来のネットワークと比較して、顧客体験の品質を維持したまま、無線アクセスネットワークでの消費電力が約20%削減されるという。

 2社は、今回の認定を通じて自律型ネットワークの有効性を実証し、通信インフラ運用における新たな世界標準の確立を目指すとしている。