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ドコモのネットワークAPIが世界中の開発者へ、Adunaと提携

 NTTドコモは、国内外の通信事業者が立ち上げた合弁会社であるAduna(アドゥーナ)とパートナーシップ契約を締結した。

 ドコモが国際標準仕様に基づいて開発したネットワークAPIが、Adunaのプラットフォームを通じて世界市場へ提供される。

Adunaの概要

 Adunaは、エリクソンと世界の主要な通信事業者が設立した合弁会社。これまでに、AT&T、KDDI、Verizon、ボーダフォンなどが出資パートナーとして名を連ねる。さらには、Google Cloudなどの開発企業とも協業している。

 世界の携帯各社がAdunaを通じて提供しようと取り組んでいるのは「ネットワークAPI」と呼ばれる仕組み。

 これまで各社のネットワークAPIは独自仕様であり、利用しようとする企業や開発者は事業者ごとに個別の対応が必要だった。

 しかしAdunaでは「GSMA Open Gateway」や「CAMARA Project」で標準化されたネットワークAPIを提供する。

ドコモ開発のAPIをグローバルに提供

 今回の契約に基づき、ドコモのネットワークAPIはAdunaのプラットフォームを介して世界中の開発者が利用可能になる。

 たとえば、電話番号の正当性を確認する「Number Verification」や、SIMカードの差し替えを検知する「SIM Swap」などのAPIで、なりすましなど不正利用を防止する対策へ貢献できるという。