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KDDI、25年度第3四半期は増収増益の見込み 架空取引で680億円の売上取消も
2026年2月6日 16:36
KDDIは6日、2025年度第3四半期連結業績の参考値を発表した。主力事業が堅調に推移したことで前年同期比での増収増益を確保したが、子会社で発生した不適切な取引の影響を反映した修正後の参考値としての公表となる。
売上高は前年同期比3.8%増の4兆4718億円、営業利益は2.0%増の8713億円、当期利益は5.3%増の5540億円となった。これらの数値は、子会社における架空取引などの不適切な事例を精査し、現時点で把握されている影響額を差し引いたもの。
第3四半期累計期間における修正額の内訳は、売上高の計上取り消しが約680億円、利益の計上取り消しが約250億円にのぼる。さらに、一連の取引に伴う外部への資金流出に備え、約170億円の引当金が新たに計上された。
公表された各数値は現時点での事実に基づいた参考値であり、確定したものではない。現在も特別調査委員会による詳細な調査と、会計監査人による監査が継続されている。調査結果や監査手続きの進捗によっては、今後さらに数値が修正される可能性があるとしている。

