ニュース

クアルコム、スタートアップ支援「QAIPI 2026 APAC」受付開始 最大1万ドル助成や技術指導など

 米クアルコム(Qualcomm)は2日、日本やシンガポール、韓国のスタートアップ企業を対象としたエッジAI開発支援プログラム「Qualcomm AI Program for Innovators(QAIPI) 2026 - APAC」を正式に開始した。応募期間は日本時間5月1日15時59分まで。

 最終選考に選ばれた企業には、最大1万ドルの助成金や技術指導などの包括的な支援が提供される。

 このプログラムは、日本、シンガポール、韓国で設立・登録されたスタートアップ企業を支援する取り組み。

 消費者向けデバイスや産業IoTなど、幅広いエンドツーエンドのAIユースケースが対象。業種を問わず、革新的なエッジAIソリューションの開発と商業化を推進する。

支援内容

 採択されたスタートアップ企業には、最大1万ドルの助成金のほか、特許出願により最大5000ドルの報酬を獲得できる資格が与えられる。

 技術面では、「Dragonwing」チップセット搭載の「Arduino UNO Q」開発ボードが提供され、「Snapdragon」のプラットフォームも利用可能。また、クアルコムのグローバルなエコシステムや通信技術、技術指導などの提供により、コンセプトから製品化への移行が支援される。

 また、開発者向けの「Qualcomm AI Hub」や、実際のセンサーデータからエッジAIモデルを構築できる「Edge Impulse」といったプラットフォームを活用して開発を加速させられる。

応募方法

 応募は日本時間5月1日15時59分まで、プログラムのウェブサイトで受け付けられる。評価はイノベーション、技術的実現可能性、潜在的な社会的影響、商業的関連性に基づいて実施される。

 最終選考に残ったスタートアップ企業は、2026年後半に開催予定のDemo Dayに招待され、業界リーダーや投資家に向けて成果を披露する機会が得られる。

 なお、昨年のプログラムでは日本・韓国・シンガポールからそれぞれ5社が最終選考に残った。日本からはAMATAMA、Cear、Guide Robotics、ModAstera、Noahlogyの5社が選出された。