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グーグルの画像生成AIモデル「Nano Banana」、その由来は?
2026年1月19日 12:59
深夜のやり取りから生まれたコードネーム
開発チームは2025年7月下旬、画像生成・編集モデル「Gemini 2.5 Flash Image」のリリースに向けた最終調整を行っていた。その際、AIモデルの性能を匿名で比較評価するプラットフォーム「LMArena」へ投稿するための公開用コードネームが必要となった。
プロダクトマネージャーのナイナ・ライシンガニ氏は、自身のニックネームである「Naina Banana」と、小柄でコンピューター好きであることにちなんだ「Nano」を組み合わせ、深夜のチャットで「Nano Banana」を提案した。周囲からは「完全に意味不明だ」と反応されたものの、そのまま採用されることになった。
SNSでの反応とブランド化
8月初旬にLMArenaへ公開されると、人物の容姿を維持したままの編集能力や、複数の画像を合成する高度な技術がユーザーの間で注目を集めた。同時に「Nano Banana」というユーモラスな名称がSNSで拡散され、Googleが開発元であることを示唆する投稿なども行われた。
結果としてNano Bananaは高い評価を受ける画像編集モデルとなり、タイのフィギュア風加工やインドのサリー風加工といったトレンドも生み出した。これを受け、GoogleはAI Studio内の実行ボタンをバナナと同じ黄色に変更したほか、Geminiアプリ内の画像作成チップにバナナの絵文字を追加するなど、この名称を正式なブランドとして展開している。


