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Spotify、プロンプトでプレイリストを編集可能に まずはニュージーランドで

 Spotifyは10日、ユーザーが入力したテキストプロンプトに基づいてプレイリストを自動生成する新機能「Prompted Playlist」を発表した。同社では、アルゴリズムを操作する権限をユーザーに初めて与えるものと位置づける。

 11日以降、ニュージーランドのSpotify Premiumユーザーには「Prompted Playlist」の早期アクセスが提供されている。

 「Prompted Playlist」はプレイリストのアルゴリズムをユーザーがコントロールできるベータ版機能。聴きたい曲を文章で指示し、自分だけのプレイリストのルールを設定できる。

 この機能では、Spotifyの再生履歴を活用し、自分が現在気に入っている曲だけでなく全体的な好みを反映できる。

 「過去5年間の私のお気に入りのアーティスト」とリクエストしてから「まだ聴いたことのない懐かしい曲も」と絞り込んだり、「30分間はポップス、その後はリラックスできる曲」と指示することもできる。

 また、毎日や毎週の更新を設定することで、最新の状態を維持したプレイリストとなる。

 プロンプトが思い浮かばない場合は、「アイデア」をタップして候補から選択できる。

 さらに、ホーム画面には新たなパーソナライズされたプレイリストが表示されるという。詳細は説明されていないが、Spotifyが公開したアプリ画面からは"Prompted by us, made for you"とされたプレイリスト一覧が読み取れる。

「Unexpected Genre Adventure」など、Spotifyが提供するプロンプトで作成されたプレイリストを楽しめるようだ