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iPhoneアクセサリーの「ESR」、日本で本格展開へ
2025年9月11日 20:31
中国(香港)発のモバイルアクセサリーメーカー「ESR」(イーエスアール)が、本格的に日本市場に踏み込む。11日、「iPhone 17」シリーズ向けの最新アクセサリーを発表するとともに、日本市場への展開に向けてキーパーソンが語った。製品群については別記事で紹介する。
ESRは、2009年に設立されたモバイルアクセサリーメーカー。アップルの「MagSafe」対応のケースなどを中心に、端末内に結露を起こしにくいという、独自の冷却技術「CryoBoost」(クライオブースト)を搭載するワイヤレス充電器などを手がける。
日本市場での本格展開の背景には、売り上げの増加があるという。発表の場に登壇したESR マーケティング部長の吉江礼顕氏によれば、2024年における日本市場での売り上げは、2023年の実績に対して138%と大幅に伸長した。同社では従前から、メディアを通じてのPRやインフルエンサーとのコラボマーケティングを展開しており、これが売り上げ増につながった。
今回の日本市場の本格展開により、これまでは英語などしかなかった公式Webサイトに日本語を用意。すでにヨドバシカメラやビックカメラの店頭では、製品が販売されており将来的に独自の店舗を構えるなど、販路拡大も視野に入れる。
グローバルでは、Androidスマートフォン向けのアクセサリーも展開しているが、iPhoneユーザー比率の高い日本ではiPhone/iPad向けアクセサリーのみの展開となる。今後、日本での本格展開を機に前年比140%の売り上げを目標とする。吉江氏は「日本のユーザーとともに新技術を通じて成長、より素晴らしい未来を築きたい」と話した。


















