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24年度のスマホ出荷台数、3年ぶりに3000万台規模に
2025年5月16日 12:54
2024年度の国内のスマートフォン出荷台数が約3003万台を記録し、3年ぶりに3000万台規模に回復した。MM総研の調査でわかった。
同社の調査によれば、2024年度の国内の携帯電話出荷台数は3106万台と2023年度比16.4%増。うち、スマートフォンは3003万7000台で前年度比17.9%増を記録し、3年ぶりに3000万台規模に回復した。総出荷台数も3年ぶりの増加だが、2000年度以降では2023年度に次いで2番目に少なかった。
MNO各社の購入補助による買い替え需要の高まりやMNP獲得施策の強化、SIMフリー市場でAndroid端末の人気の高まりが影響したとみられる。出荷台数ベースのシェアは1位がアップル。ついでシャープ、グーグル、サムスンが続いた。アップルは14年連続で1位を獲得した。
MM総研では、総務省による「1円スマホ規制」の影響が軽微だったことや事業者間の競争、2026年3月のNTTドコモの3Gサービス終了などから、2025年度のスマートフォン出荷台数は3335万台で2024年度比11%増、携帯電話出荷台数としては3454万台の同11.2%増と、2ケタ成長での回復を予測している。