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LINEヤフーが3月11日に神宮外苑などで防災花火、避難場所の確認を呼びかけ
2025年3月4日 17:26
LINEヤフーは、2025年3月11日に「3.11 防災花火」を実施する。同日19時頃より、明治神宮外苑軟式球場、東京都立駒場高等学校、多摩川河川敷の3カ所から東日本大震災の追悼の花火を打ち上げする。
花火の内容は、明治神宮外苑がLINEヤフーオリジナル2.5号玉20発を含む約220発、都立駒場高校が約75発、多摩川河川敷が約200発。オンラインでライブ配信を実施するが、各会場には観覧席は設けない。また、安全のため立ち止まっての花火観覧は行えない。
これらの会場は、大きな災害が発生したらすぐに身を守るために一次的に避難する避難場所に指定されている。LINEヤフーでは、広域災害拠点整備の目安として避難場所は半径2kmの距離に1カ所が設置されており、これは避難場所から打ち上げる花火がキレイに見える距離とほぼ同じと説明する。
花火が打ち上げされる避難場所は、災害が発生直後に一次的に避難する施設や地点で、自宅で安全に過ごすことが難しい場合には避難所に退避、自宅で継続して生活ができる場合は在宅避難が適切とされる。なお、明治神宮外苑軟式球場では、避難場所を示す地図記号を模したオリジナルの花火も打ち上げされる。
明治神宮外苑と多摩川河川敷は、地震と火災の避難場所に、東京都立駒場高等学校は地震の避難場所に指定されている。