てっぱんアプリ!
「防災タイムライン」で今すぐ災害に備えよう! 必要な備蓄、避難場所がわかる「Yahoo!防災速報」
2022年10月7日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
2022年9月、大型台風によって静岡県内のインフラが大きな被害を受けた。自分は大丈夫、と思っていても、災害に遭う可能性は誰にでもある。万が一のときに困らないよう備えておくべきだけれど、具体的に何から準備すればいいのかわからない人も多いはず。そこでおすすめしたいのが、「Yahoo!防災速報」アプリの機能「防災タイムライン」だ。
自宅周辺の危険度をチェックし、家族に必要な備蓄品のリストを生成
「Yahoo!防災速報」は、気象上の注意報や警報のほか、地震、噴火といった災害関連の情報が得られるアプリ。居住場所などの地域を設定することで、そのエリアに関係する災害情報を素早く確認できるようになる。加えて、河川の氾濫などによる水害と、地震・津波については、防災・減災に向けて備えられるよう必要な情報をあらかじめ登録しておいていつでも参照できるようにする「防災タイムライン」という機能もある。
「防災タイムライン」では、最初に自宅の場所を地図で指定し、住宅のタイプや周辺環境を設定すると、その地域一帯における水害発生時の浸水の程度、地震発生時の揺れの程度、津波発生時の被害の程度を、それぞれ文言と色分けされたハザードマップで表示。この時点で自宅近辺が災害発生時にどれくらい影響を受けやすいか確認できる。
また、「備蓄品」の設定では、家族構成を設定するだけで、それに応じたあらかじめ用意しておくべき1週間分の備蓄品リストが生成される。何をどれくらいの量ストックしておくといいのかがひと目でわかり、これを参考にしっかり準備しておけば、避難所生活が続く事態になる場合でも余計な不安を感じることなく過ごせるはず。
緊急連絡先や避難場所も登録しておける
他には、緊急時の連絡先を登録していつでも呼び出せるようにしたり、万が一のときに避難できる施設の場所を登録しておいたりもできる。避難場所については、災害時の避難所となる施設が地図にアイコン表示されているので、それを選ぶだけで設定完了。もしくは安全な場所にある知り合いや親類の家を設定するのもOKだ。災害発生時に具体的にどういったアクションを起こすべきかをイラストと文言で丁寧に説明してくれるようにもなっている。
このようにして自宅周辺の危険度を把握し、備蓄品や緊急連絡先、避難場所などをあらかじめ本アプリに情報としてまとめておくことで、いざというときにすぐに参照し、必要な行動が無駄なくとれるようになる。しかも、実際に災害が発生する可能性がある一定の警戒レベルになると、防災に向けた行動をとるようプッシュ通知で教えてくれるので、避難するかどうかの判断に迷って危険に陥るようなことも減らせるだろう。
10月は台風が発生する可能性のまだ高い季節。改めて災害への備えを万全にして被害や不便を最小限に抑えられるようにしたい。