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セブンマイルからVポイントへ交換が開始 セブン-イレブンなら最大10%還元
2024年10月1日 14:21
三井住友カードとCCMK ホールディングス、セブン-イレブン・ジャパンは、セブンマイルからVポイントへの交換サービスを10月15日10時から開始する。セブン-イレブン店頭では合計最大10%の還元が受けられるようになる。
対象の誰でも常に10%還元
セブンマイルは10マイルにつき、Vポイント10ポイントとして交換できる。セブン-イレブン店舗でセブン-イレブンの会員コードを提示し、三井住友カードのスマホのタッチ決済で支払うと、セブン-イレブンの会員コード提示により0.5%のセブンマイルが、三井住友カードのスマホのタッチ決済により9.5%の合計10%が還元される。
三井住友カードを持っていない場合でも、毎週金曜日はセブンイレブンの会員コード提示と「Vポイント Pay アプリ」の利用で同じく合計10%の還元が受けられる。
還元を受けるには7iDとV会員番号のID連携、VpassとV会員番号のID連携が必要となる。、スマートフォンに三井住友カードのタッチ決済(Google PayまたはApple Pay」に登録する必要がある。
将来的には決済操作だけでの10%還元も
クレジットカードのタッチ決済は、すでに世界各国で普及し始めている。Visaと三井住友カードの資料によれば、2024年6月時点での日本における対面決済でのタッチ決済の利用比率は40%。英国では2018年時点で70%に達している。セブン-イレブンで始まる新しい顧客還元もスマートフォンのタッチ決済を通じて享受できる仕組み。
三井住友カードの大西幸彦社長は、タッチ決済のさらなる拡大に期待感を示す。イギリスの例では、タッチ決済の利用比率が20%を超えると急拡大しており、日本でも同様の動きが期待されるなかで、還元率10%を武器にタッチ決済の利用拡大を図る。さらに、セブンマイルが世界で使えるVポイントに変わること、既存のVポイントユーザーにとってもVポイント Pay アプリの利用で金曜日に還元を受けられるメリットがあるとした。
今回発表された10%の還元は、期間限定ではなく中長期的なサービスとして提供される。還元を受けるにはセブン-イレブンの会員コード提示が必要。しかし三井住友カード 専務執行役員マーケティング本部長の佐々木丈也氏は、将来的に決済の操作だけで10%還元するなど、サービスの品質向上を目指すと話した。