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スマホの通信、総合満足度はKDDIがトップ MMD研究所の調査

 MMDLaboが運営するMMD研究所は、「スマートフォンの通信の繋がりに関する調査」の結果を発表した。

 調査期間は7月13日~15日で、形式はインターネット調査。予備調査では、通信契約のあるスマートフォンを所有している18歳~69歳の男女1万人が対象となった。

 また、本調査ではキャリア契約者2000人を対象とした。キャリア契約者は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルそれぞれ500人。各社のサブブランドやオンライン専用ブランドも含まれる。

通信の体験に関する質問

 予備調査において、「直近半年間で経験した外出時のスマートフォンの通信」に関する質問では、36.9%が「繋がりにくさを経験した」と回答した。

 「繋がりにくさを経験した」と回答した3691人を対象に「スマートフォンの通信で直近半年間に経験したこと」を聞いたところ、最も多かった回答は「モバイル決済の支払い画面の表示が遅い」で30.5%。

 次いで「LINE(LINE通話など)などのコミュニケーションアプリの繋がりが悪い」が24.9%、「メールの繋がりが悪い」が20.0%となった。

外出時の通信について

 予備調査から、4キャリアの契約者2000人を抽出し、「直近半年の外出時の通信のシーン別繋がりやすさ」を聞いたところ、全体的に「繋がりやすい」という回答を最も多く集めたのはソフトバンクとなった。続いてKDDI、NTTドコモ、楽天モバイルの順になっている。

通信の満足度

 また、同じく4キャリアの契約者2000人を対象とした本調査で、通信サービスの満足度を聞いたところ、総合満足度のトップはKDDIとなった。続いてソフトバンク、NTTドコモ、楽天モバイルの順になっている。

 通信の満足度をサービスごとに見ると、「通話(LINE通話など)」「インターネットブラウザ」「SNS」でKDDIがトップを獲得。「QR・バーコード決済」「オンライン動画サービス」でソフトバンクがトップになった。