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「楽天カード」「PayPay」「モバイルSuica」などがシェアトップ、MMD研究所の利用動向調査
2024年2月13日 13:35
MMD研究所は、「2024年1月決済・金融サービスの利用動向調査」を発表した。クレジットカードでは「楽天カード」、QRコード決済では「PayPay」、スマートフォンの非接触決済では「モバイルSuica」がそれぞれシェア1位となった。
調査は1月19日~22日の期間、18~69歳の男女2万5000人を対象に実施されたもの。
直近1カ月の「普段利用している支払い方法」では、現金が78.1%、次いでクレジットカードが57.0%、コード決済が47.1%、非接触の電子マネーが34.7%、クレジットカードブランドのタッチ決済が23.6%であった。
クレジットカードは「楽天カード」がシェアトップ
続いて、クレジットカードの調査では、79.9%が「利用している」と回答。
そのうち、現在利用しているカードを調査すると、「楽天カード」が53.7%で1位となった。2位の「イオンカード」が20.8%、3位の「PayPayカード」が20.1%となっており、次点を引き離して首位を獲得している。
なお、「dカード」は4位で17.5%、「au PAYカード」は9.8%で8位だった。
コード決済は「PayPay」がトップ
QR・バーコード決済の調査では、スマートフォン所有者の72.8%が利用していると回答。
利用しているユーザーから利用しているサービスを調査すると、「PayPay」が64.5%でトップ、「楽天ペイ」が34.4%で2位、「d払い」が29.3%で3位、「au PAY」が21.0%で4位となった。
非接触決済では「WAON」や「モバイルSuica」
非接触決済の利用調査は、カード式とスマートフォンの決済に分かれて実施された。
カード式の調査では、全体の58.6%が利用していると回答。そのなかで利用しているサービスを調査すると、「WAONカード」が33.3%で1位、「Visaのタッチ決済」が33.1%で2位となった。
次点は、「Suica」が25.1%で3位、「nanaco」が23.0%で4位と続いている。
スマートフォンによる非接触決済は、スマートフォン所有者の37.5%が利用していると回答。現在利用しているサービスの調査では、「モバイルSuica」が32.0%で1位、「楽天Edy」が20.4%、「iD」が19.9%、Visaのタッチ決済が19.9%となった。