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「Android 15」、ベータ版最後となる第4弾リリース、日本語フォントが可変フォントに
2024年7月19日 12:34
グーグル(Google)は、Androidの次期バージョン「Android 15」のベータ版第4弾をリリースした。
第4弾はベータプログラムでは最終版となる予定で、ベータユーザー以外が「Android 15」を利用する前に、アプリの準備が整っているか確認するように促している。
今回のリリースは、2回目のプラットフォーム安定版リリースで、APIとアプリに関する動作は最終版となる。このため、開発者はアプリを確認して統合できるうえ、「Android 15」向けのアプリをGoogle Playで配信できる。
PNGベースの絵文字を削除
「Android 15」では、従来のPNGベースの絵文字フォントスタイル(NotoColorEmojiLegacy.ttf)が削除された。このため、Pixelスマートフォンなど一部の「Android 15」デバイスでは、ベクターベースのファイルのみ利用できる。
Googleでは、「Android 13」からシステム絵文字レンダラーで使用される絵文字フォント スタイルをPNGベースのものから、ベクターベースのファイルに変更したが、互換性の理由から「Android 13」と「Android 14」では、古いフォントファイルを保持し、独自のフォントレンダラーを持つ古いアプリケーションがアップグレードできるようになるまで、古いフォントを使い続けられるように対応してきた。
アプリをベクターベースの絵文字に対応するには、プラットフォームテキストレンダリング(platform text rendering)を使用して、ビットマップベースのCanvasにレンダリングすると必要に応じてRAW画像を取得できる。また、最終手段としてはレガシー絵文字フォントをAPKにバンドルして対応することも可能。