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ドコモ前田新社長「ネットワーク体感評価ナンバーワンを目指す」と宣言

NTTドコモ代表取締役社長の前田 義晃氏

 NTTドコモ代表取締役社長の前田 義晃氏は、社長就任会見において「通信サービス品質ナンバーワンをユーザーが実感できるキャリアを目指す」とと宣言した。具体的には、国際的な通信品質評価指標「Opensignal」における一貫した品質部門で1位を目指すとした。

 品質改善への対応としては、人口が密集する東京都と周辺地域および名古屋、大阪、福岡で5G専用周波数Sub6による通信エリアを拡大させると発表。

 また、「MU-MIMO」などの高機能技術の導入をすすめ、“最新型の基地局装置”への移行も推進していくという。

 前田氏は「ユーザーの体感が最も重要」とし、SNSなどユーザーの声やアプリのデータから体感品質が劣化している場所を早期に検知し、適切な対策を速やかに実施する取り組みを加速していくとした。