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TRFのSAMがダンス、「楽天シニア Festival~再春~」が神奈川県で開催
2024年1月31日 20:37
楽天モバイルが運営する「楽天シニア」、神奈川県、神奈川大学が31日、神奈川県内で「楽天シニア Festival~再春~」を開催した。会場にはTRFのメンバーであるSAMなどが登場し、ダンスを踊る一幕も見られた。
同イベントは、楽天モバイルが運営する健康寿命の延伸サポートサービス「楽天シニア」に関連するもの。会場では健康関連を中心にブースも多数出展。延べ3000人が来場。シニア世代のみならず、子供を連れて楽しむ家族の姿も見られた。
「再春」でパネルディスカッション
午後には、5月公開予定の映画「お終活 再春! 人生ラプソディ」を手掛ける香月秀之監督や、同作品に出演する俳優の水野勝、人気音楽グループ「TRF」のメンバーで楽天シニア健康アンバサダーのSAM、楽天シニアの事業長を務める平山優氏が「世代も地域も再春でつながる」をタイトルにパネルディスカッションを行った。
楽天シニアの事業長を務める平山氏は「再春」について「無限大の可能性と挑戦」と認識を示す。「楽天モバイルユーザーのなかにも、スマホに挑戦して人生が楽しくなったということがあると聞く。逆にシニア世代にポテンシャルがあるなと思う」と同社の意義についても触れつつ意見を述べた。
SAMは「何歳になってもいろんなものに興味を持つのが大事。スマホを覚えるのもひとつ。60~70代を過ぎても趣味を持つことが大事。好奇心をいつまでも忘れないで取り組んでもらいたい」とコメント。水野勝は、シニア世代が何か新しいことを初めたいときに「怪我するからダメ」と押さえつけるのではなく、興味を応援することやシニア世代も勇気を持ってやりたいことを伝えることが大事とする。「誰かの協力のうえで再春が成り立つ。家族が家族の再春を支えてほしいし自分もそうしたい」と語った。
映画中では、スマホ教室でスマートフォンの使い方を学ぶシーンがある。香月監督は、シニア世代にとって「スマホ=わからない、めんどう」という感覚があるとしながらも、頑張って使い方を覚えられれば、孫にも教えて挙げられる場面が出てくるなど、楽しくなるのではと述べる。スマートフォンが社会インフラとして機能していることに言及し、やりたいことをするときにもそれが基本になると、その重要性を語った。
イベントの終わりには、SAMのほか香月監督、水野勝や平山氏らが「楽天シニアダレデモダンス」を披露した。
産学官連携で開催
今回は、神奈川県や神奈川大学とともに実施した産学官連携のイベント。楽天グループと神奈川県は、2022年3月に県民の健康やデジタル活用で連携協定を結んでいる。今回は包括協定のうち「未病の改善」にフォーカスした。
会場では、シニア世代を対象に健康に関連するブースなどが出展され、同様に健康に関する講演などが行われた。これまでにも、さまざまな地域でスマートフォンの使い方教室などの取り組みを行ってきたが、産学官連携での開催は今回が初めてで大規模なものになったという。
楽天シニアは、楽天モバイルが運営する健康をサポートするサービス。アプリでは、歩数計などの機能を備えるほか、シニア向けのワークショップなどイベントの申込みができる。月額330円で健康管理の目標設定や広告非表示など機能を拡充できる有料サービスも用意する。