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モバイル版「Chrome」ブラウザに5つの新機能

 グーグル(Google)は、Webブラウザ「Chrome」のAndroid版とiOS版の最新アップデート情報を発表した。主に5つの新機能が搭載された。

ローカル情報にアクセスできる機能

 検索画面に、地元のローカル情報をすばやく検索できる新しいChromeアクションが追加される。地元企業などの検索にかかる時間を短縮でき、検索候補のショートカットボタンから、電話やナビ、レビューの確認などができる。

 Android版アプリにはすでに導入されており、今秋以降iOS版アプリでも利用できるようになる。

タブレットでのアドレスバーのデザインを一新

 iPadとAndroidタブレットで、アドレスバーのデザインが改良された。アドレスバーを使用している際に表示されるドロップダウンの表示が変わり、閲覧中のページが常に表示されるようになった。

ショートカット候補の機能向上

 アドレスバーに入力途中でもサイトの候補が表示されるショートカット候補機能が改良された。よりパーソナライズされた体験になったという。

 たとえば、「schedule」と入力すると、候補の上位に地下鉄の時刻表ページが表示されるようになった。

トレンド検索に対応(iOS版)

 iOS版アプリで、アドレスバーからトレンド検索ができるようになった。

 新しいタブからアドレスバーをタップすると、最近の検索の下にトレンド検索候補が表示され、すぐにトレンド検索できる。

Discoverに新しいスポーツカード

 iOS版とAndroid版アプリで、新しいタブを開いた際に表示されるDiscoverに、リアルタイムのスポーツカードが登場した。

 ユーザーがお気に入りのチームをフォローしていたり、過去にそのチームを検索していたりすると、そのチームの試合の様子が自動的に更新されたカードを確認できる。