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iPhone版「Google Chrome」で何ができる? グーグルが便利な機能を紹介

 グーグル(Google)のChromeグループ プロダクトマネージャー ナシム セダハット(Nasim Sedaghat)氏は、同社の公式ブログ「The Keyword」でiOS版のGoogle Chromeで安心、便利に利用できる機能を紹介している。

 たとえば、サイトのログイン情報や支払い情報、ブックマークやタブなどを、iPhoneやiPadのほかWindowsのパソコンなどデバイスをまたいでアクセスできる。

 また、Googleレンズを使えば、植物や動物、服などを画像を使って検索できる。Webページを探索中に気になる画像があれば、画像を長押しで検索できる。もちろん、カメラで撮影した写真やカメラロールの写真でも検索できる。

翻訳やセーフブラウジング機能も

 Webページの自動翻訳機能もChromeブラウザには備わっている。Webページ全体のほか、特定の部分だけを翻訳することもできるという。

 Chromeのパスワードマネージャーは、WebサイトやiOSアプリにすばやくかつ安全にログインできる。強力で安全なパスワードを提案し、安全に保存できたり、パスワードにセキュリティ上の問題があればそれを特定し、パスワードの変更やリセットを促す。

 また、危険なサイトへのアクセスに対して警告を出すセーフブラウジング機能は、危険なサイトに対する「最も迅速で強力な保護機能だ」とセダハット氏は説明する。リアルタイムの脅威データを使用し、危険なWebページと判断した際に積極的に警告を表示するという。

下部に移せるアドレスバー

 iOS版のChromeブラウザでは、ブラウジング中に表示されるアドレスバーを、画面下部に移動させることができる。アドレスバーを長押しし、「アドレスバーを一番下に移動」をタップすると移動できる。また、設定メニューからでもアドレスバーの位置を変更できる。