ニュース

米スペースXが「Starlink」衛星300回目の打ち上げに成功、今日だけで第2世代衛星を計45個軌道投入に成功

 米スペースX(Space Exploration Technologies)は現地時間14日、ロケット「Falcon 9」により衛星通信サービス「Starlink(スターリンク)」の第2世代衛星が軌道に投入されたと発表した。

 14日は打ち上げが2回行われ、それぞれ22と23の衛星が軌道投入に成功している。同社は今回が300回目の打ち上げ成功だとしている。

 KDDIが年内提供を目指しているスマートフォンとStarlink衛星とが直接接続されるサービス「Direct to Cell」では、この第2世代衛星を使ってサービスが提供される見込み。

 今回の打ち上げに「Direct to Cell」対応の衛星が含まれていたかどうかは明らかになっていないが、2日に打ち上げられた衛星のなかには、21機中6機が「Direct to Cell」対応の衛星であると発表されている。実際に打ち上げから6日後には「Direct to Cell」を使った“最初のテキストメッセージ”の送受信が行われている。