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米スペースX、スマホと直接通信できる「Starlink」衛星を打上げ

 米スペースX(SpaceX)は、ロケット「ファルコン9(Falcon 9)」によって、「Starlink(スターリンク)」の衛星20基を軌道上に打ち上げた。同社の公式Xアカウントが投稿した。

スペースXの投稿より

 投稿によれば、衛星は米国フロリダから打ち上げられた。20基のうち13基は、スマートフォンとの直接通信に対応する「Direct to Cell」の衛星となっている。

 スペースXでStarlink エンジニアリングのヴァイス・プレジデントを務めるマイケル・ニコルズ(Michael Nicolls)氏は、自身の投稿で、Starlink衛星の打上げペースが加速していることを紹介。「(5月は)かなり忙しい月になった」と投稿している。

 スペースXは衛星とスマートフォンの直接通信の提供に向けて取組みを続けており、2024年後半にはT-モバイルで提供が始まる予定。