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アクセルスペースの実証衛星「PYXIS」打ち上げ成功、ソニーの通信技術を検証へ

 アクセルスペースは、人工衛星「PYXIS」について、3月5日に打ち上げられたと発表した。米スペースXのロケット「Falcon 9」で打ち上げられた。

 打ち上げ日は、3月5日(日本時間)。ロケットは、米スペースXのロケット「Falcon 9」でミッション名は「Transporter-10」。射場はバンデンバーグ宇宙軍基地(米国・カリフォルニア州)。投入軌道は、太陽同期軌道、高度500~600km、打ち上げ事業者はスペースX。

 アクセルスペースは、今回の打ち上げを通じて、周回軌道上で3つのミッションに取り組む。

 1つ目は、AxelLinerが今後提供する汎用バスシステムの実証。2つ目は、次世代GRUS(グルース)衛星に向けたセンサーの先行実証。3つ目は、ソニーグループによる通信システム技術の実証となる。

 スペースXは衛星通信サービス「Starlink」を手掛けており、先の令和6年能登半島地震では、応急復旧に際し、携帯各社がStarlinkを活用した。