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グーグル、スタートアップ企業支援プログラムの参加企業を発表
2023年12月11日 14:53
グーグルは、スタートアップ企業支援プログラム「Google for Startups Accelerator Class 5」に参加する8社を発表した。
「Google for Startups Accelerator Class 5」は3か月の無料プログラム。グーグル社員や外部アドバイザーが、UXデザイン、シビックテック、コミュニティ運営、組織運営、最新テクノロジーなどに関するワークショップや、個別のメンタリングセッションを提供する。
対象となるのは、AI技術を含むデジタルテクノロジーの活用を通じて、社会の多様性の促進といった社会課題に挑戦するスタートアップ企業。
昨年12月に応募が開始され、選考の結果、以下8社の参加が決定した。
Ultimatrust(アルティマトラスト)
監視カメラ映像やIoTセンサー等のデータとAI技術を活用し、業務の効率化、自動化を実現する「Wisbrain」プラットフォームを提供。防災・減災、ものづくり、物流、自動運転、スマートシティなどの分野に応用できる。
A10 Lab Inc.(エーテンラボ)
医療・ヘルスケアの社会的課題を見すえ、食事、運動、学習、社会参加の楽しい習慣化を支援するアプリ「みんチャレ」を開発・運用。自治体や企業との連携も通じて、より多くの人の健康な生活を促進。
SphereMystica(スフィアミスティカ)
XR、IoT、Web3を活用した謎解きエンターテイメント体験を制作・運営。地域コミュニティや地域イベントとの連携、観光振興、鉄道会社との連携、訪日外国人向けコンテンツなどの実績がある。
Sensyn Robotics(センシンロボティクス)
社会インフラDXを推進。産業用ドローン、カメラ、スマートデバイス等を活用し、プラント、電力施設、交通、建設などの領域で、データ分析とAI技術を活用した自動化ソリューションを開発。IoTデバイスを用いたインフラ点検なども。
HireRoo(ハイヤールー)
エンジニア採用時のコーディング試験のオンラインSaaSサービス「ハイヤールー」を開発・運用。エンジニアの能力を定量的に評価することで、採用時のミスマッチを減らし、社内評価やリスキリングに貢献する。
HelloWorld Inc.(ハローワールド)
ホームステイマッチングプラットフォーム「まちなか留学」、世界の教室を繋ぐEdTechツール「WorldClassroom」などを提供。「WorldClassroom」では、音声認識技術を応用したスピーキング練習機能も提供。
Hogaku(方角)
聴覚障害を始めとした障害に関係する企画、(障害当事者によるインクルーシブな)デザイン、マーケティング、映像制作等に取り組む。聴覚障害者のための求人・雇用プラットフォーム「グラツナ」も運営。
Liigo(リーゴ)
観光DXを促進。地域見える化・連携プラットフォーム「エリアコンパス」の提供を通じて、地域の自治体や観光事業者の、より有効なデータ活用を支援。一般ユーザー向け旅行予約サイト「Liigo(リーゴ)」も運営。