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グーグル「Pixel 8」シリーズが発売、一番安いキャリアは? 価格を比べてみた

 グーグル(Google)の最新スマートフォン「Pixel 8」シリーズが12日に発売された。Google ストアで販売されるほか、携帯会社ではNTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクが取り扱う。

 「Pixel 8」「Pixel 8 Pro」の2モデルが展開されるPixel 8シリーズを、よりお得に購入するにはどうすればいいのだろうか。本稿ではオンラインショップでの価格のほか、キャンペーンや購入補助プログラムなどの情報をまとめた。

“素の価格”で比較してみる

 後述するように、Google ストアでは発売記念キャンペーンが実施されている。また、携帯各社は、端末の返却によって、高価格帯の機種でも負担額を抑えられる購入補助プログラムを展開している。それらを考慮せず、“素の価格”で比較してみよう。

 まずPixel 8の128GBモデルの場合、グーグルが11万2900円、ドコモが11万9900円、auが11万7900円、ソフトバンクが11万4480円。3キャリアのなかで最も安いのはソフトバンク、最も高いのはドコモとなった。

 Pixel 8 Proの256GBモデルの場合、グーグルが16万9900円、ドコモが19万8000円、auが17万9900円、ソフトバンクが18万3600円。3キャリアのなかで最も安いのはau、最も高いのはドコモとなった。

 Pixel 8とPixel 8 Proともに、グーグルで購入するのが最も安い。3キャリアのみで比較した場合、Pixel 8はソフトバンク、Pixel 8 Proはauで買うのが最安となっている。

Pixel 8グーグルドコモauソフトバンク
128GB112,900円119,900円117,900円114,480円
256GB122,900円-127,900円126,000円
Pixel 8 Proグーグルドコモauソフトバンク
128GB159,900円-169,900円172,080円
256GB169,900円198,000円179,900円183,600円
512GB189,900円218,680円199,000円206,640円

キャンペーンや端末購入プログラムの紹介

グーグル

 Google ストアでは、対象スマートフォンの下取り額や、次回以降使えるストアクレジットをあわせて、Pixel 8やPixel 8 Proを実質3万9800円~で購入できるキャンペーンが実施されている。購入特典として限定ポーチも用意されており、期間は10月20日まで。

 Pixel 8の購入時、対象スマートフォンの下取り額は最大4万3100円(Pixel 7とiPhone 11の下取り額)。Pixel 8 Proの購入時、対象スマートフォンの下取り額は最大7万100円となっている(Pixel 7 Pro、iPhone 12 Pro)。

ドコモ

 ドコモのPixel 8シリーズは、同社が9月にスタートした新たな購入補助プログラム「いつでもカエドキプログラム+」の対象となっている。「いつでもカエドキプログラム+」の適用条件は、「smartあんしん補償」の利用料や最大1万2100円の早期利用料を支払うこと。

 Pixel 8シリーズの場合、早期利用料は1万2100円。23カ月目の端末返却により残債が免除され、Pixel 8は6万4460円、Pixel 8 Pro(256GB)は10万8240円の実質負担額で購入できる。

au

 auでは、新規契約やMNPなどに対して「au Online Shop お得割」、機種変更などに対して「5G機種変更おトク割」(11月30日まで)が用意されている。これらの割引とあわせて購入補助プログラム「スマホトクするプログラム」を利用することにより、負担額を抑えられる。

 たとえばPixel 8(128GB)で「スマホトクするプログラム」を利用して端末を返却する場合、新規契約であれば実質3万1550円、MNPであれば実質2万550円で購入できる。

 Pixel 8 Pro(128GB)で「スマホトクするプログラム」を利用して端末を返却する場合、新規契約であれば実質7万6400円、MNPであれば実質6万5400円で購入できる。

ソフトバンク

 ソフトバンクでは、購入補助プログラム「新トクするサポート」が用意されている。25カ月目に端末を返却する場合、Pixel 8(128GB)は3万1824円、Pixel 8 Pro(128GB)は9万4320円の実質負担額で購入できる。

 Pixel 8(128GB)について、MNPの場合は割引も適用され、「新トクするサポート」との併用で実質負担額が9840円となる。