「Google Pixel Watch 2」発表、バッテリー持ちなど向上で5万1800円～

　グーグル（Google）は、スマートウォッチの新製品として「Google Pixel Watch 2」を発表した。価格はLTEモデルが5万9800円、Wi-Fiモデルが5万1800円。

　携帯会社では、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが取り扱う。

　Pixel Watch 2のデザインは、初代のPixel Watchを踏襲したものとなっている。より耐久性の高いカバーガラスや、100％リサイクルアルミニウムのハウジングが用いられる。

　直径が41mm、高さが12.3mm。バンドを除く重さは31gとなっている。

　新型のクアッドコアCPUや低消費電力プロセッサーなどの採用により、パフォーマンスの向上に加えて、バッテリー駆動時間も長くなった。ディスプレイを常時表示にしても24時間フルに使えるという。充電スピードも向上し、30分間の充電で50％まで充電できる。

　ディスプレイは320ppiのAMOLEDディスプレイで、最大輝度は1000ニト。コーニングの「Gorilla Glass 5」が採用されている。

　Wear OS 4では、GmailやGoogle カレンダーに新たに対応する。バックアップと復元機能や転送機能により、接続するスマートフォンなどのデバイスを容易に切り替えられる。

　マルチパスの心拍センサーを搭載し、激しい運動中でも心拍数を正確に測定できる。また、睡眠時の状態モニタリングに役立つ皮膚温センサーや、ストレスチェックに役立つ継続的皮膚電気活動（cEDA）センサーを備える。

　緊急時の位置情報を共有する機能なども備える。決済手段としては、Suicaのほか、Google ウォレットのiDやQUICPayに対応する。

　FitbitのアプリはUIが刷新され、日々の健康管理に役立つ指標をわかりやすく表示する。6カ月間のFitbitのプレミアムメンバーシップがPixel Watch 2の特典として付与される。

　5ATM相当の防水性能や、IP68相当の防水防塵性能を備える。

　パッケージには本体のほか、SサイズとLサイズのバンドや充電ケーブルなどが同梱される。アクセサリーとしてさまざまなタイプのバンドも用意される。