「Google Pixel 8 Pro」発表、フラットディスプレイや「Tensor G3」

　グーグル（Google）は、Androidスマートフォンの新製品として「Google Pixel 8 Pro」を発表した。価格は15万9900円～。10月4日に予約受付が始まり、10月12日に発売される。

　携帯会社では、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが取り扱う。

　Pixel 8 Proは、6.7インチの「Super Actua ディスプレイ」を搭載。1Hz～120Hzのアダプティブリフレッシュレートをサポートする。

　「Pixel 7 Pro」は画面端に向かってゆるやかなカーブを描くエッジディスプレイだったが、Pixel 8 Proはフラットディスプレイが採用されている。

　大きさは162.6×76.5×8.8mm、重さは213g。

　背面カメラは、5000万画素の広角カメラ（F値1.68）、4800万画素の超広角カメラ（F値1.95）、光学ズーム5倍対応で4800万画素の望遠カメラ（F値2.8）の3眼構成。

　望遠カメラは、Pixel 7 Proとの比較で56％多く光を取り込めるという。

　Pixel 8 Proのカメラにはプロ設定が加わり、シャッタースピード、ISOなどのコントロールにも対応する。

　全員が笑顔の集合写真を合成する「ベストテイク」や、動画から特定の音を消す「音声消しゴムマジック」といった新機能も用意される。

ベストテイク

適用前

適用後

　チップセットは「Tensor G3」。アーキテクチャとして「Armv9」が含まれ、AI関連の計算能力も向上しているとする。

　新たに温度センサーを活用した「温度計」機能が用意され、周辺の物体の温度を計測できる。－20度～150度までの計測に対応する。

　OSアップデートやセキュリティアップデートは、7年間に拡大された。より長い期間、デバイスを使えるようにする。

　カラーはオブシディアン、ポーセリン、ベイの3色展開。各種ケースも用意される。