競技車やコースをデジタルで再現、KDDIが「ラリージャパン2023」で新たな観戦体験

　KDDIは、FIA世界ラリー選手権の日本ラウンド「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」でXR技術を活用した観戦体験を提供する。

　参戦車両が走行する一部の区間をデジタルツイン技術を用いて再現。大会期間中や期間後に、実際の車両の位置情報や姿勢情報などをもとに、写真から3DCGを生成するフォトグラメトリー技術やLiDARで3DスキャンされたWellpine Motorsportのトヨタ・GRヤリスが走行する様子をスマートフォンやスマートグラスで視聴できる。

上＝ボリュメトリックビデオ技術で3D動画を撮影中の梅本まどか選手。下＝Wellpine MotorsportのGRヤリス

　このほか、開催期間中の豊田スタジアムではWellpine Motorsportの梅本まどか選手のコメントが見られる3D動画を提供。スマートフォンにQRコードをかざすことで視聴できる。3Dスキャンされた競技車両をスマートフォンの画面越しに登場させてラジコンのように操作できるコンテンツも楽しめる。

　フォーラムエイト・ラリージャパン2023は11月16日～11月19日の期間で開催される。